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【自己紹介】 出会いから始まるストーリー #1

History of sawaori #1


FIRST COLLECTION
MODAPOLITICA - 1994

1994年 東京青山の骨董道りMODAPOLITICAにて、NEXUS合同コレクションに参加しファーストコレクションを発表。

ロングネックレス、リング、コスチュームを表現。ミキサーでサンプリングした曲もコレクションに合わて製作したものだった。

サワオリが創るシルバージュエリーは、純度95%の銀を使用している。
純度95%の銀をSELVER 950と呼ばれていて、一般的なシルバージュエリーは純度85〜92.5% のものが多い。一般的な銀素材と比較するとSELVER 950は、表面には鋭い輝きと美しさがある。だが、あえて表面を紙ヤスリで曇らせ、落ち着いた銀の味わいを演出した作品に仕立てた。


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ART GALLERY SHOP
"EX" 1993-1998

東京の下北沢に在ったアーティスト・ギャラリー・ショップ "EX"で、ドメスティクブランドとしてシルバージュエリーを展開していた。"EX"では 1993~1998年まで販売し、作家同士が常に競い合い切磋琢磨し腕を磨いていた。現在このショップは無くなってしまったが、私の運命を変えた出会いがたくさんあった。


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LONDON & PARIS

日本でシルバージュエリー製作を続けて行くうちに、自分の立ち位置を明確にしたくなり1997年 ロンドンとパリに2カ月間の視察に旅立つ。
 
1|自分の作品が海外で通用するか確かめること。
そして、日本を離れて製作環境が変わることで、思考が深化し作品にどう影響するか興味があった。

2|海外で制作活動するためにロンドンとパリのどちらが、自分に相性が良い環境か確かめたかった。

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1997年 7月 ロンドンに到着した。

最初に滞在したフラットは、"EX"で親しくなったガラス作家のEMIさんが暮らす白を基調としたメゾネット。広々とした空間は、家具から食器に至るまでミニマムに統一された美しさがあり、東京で暮らす自分の部屋とは比較にならない。歴史や文化の違い、環境の差に深い衝撃を受ける。
翌朝、日差しの心地良さに目覚める。
早速、ウィンブルドン近くに住むAKI氏を尋ねた。AKI氏は、私にロイヤルミルクティを振舞ってくれた。「ロンドンで作ると美味しいんだよ。日本で同じように作ってもこの味にならないんだよね。たぶん水が違うからかな」と言いながら入れてくれたロイヤルミルクティは物凄く美味しかった。

実は、AKI氏とはその日が初対面。紹介してくれた彫刻家のRYOSUKE氏との出会いもまた"EX"だった。
そして、この出会いが後にT's PROJECT参加へと繋がって行くことになる。
さらに、LONDONで活躍している日本人ファッションデザイナーKEI KAGAMI氏のアトリエを訪ねた。
KAGAMI氏に、自分の作品を観せアドバイスを貰う。数週間の滞在の中で、セント・マーティンの同級生のファッションデザイナーやパタンナーの友人までも紹介してくれたのだった。食事やボーリングに誘ってもらったりと初対面の自分に暖かく接してくれた。KAGAMI氏に会えたのも、東京モード学園の先輩のMIKAさんに紹介して頂いたおかげだった。

一旦、PARISに行き、東京モード学園の同級生でATARU氏の住む家を訪ねた。ATARU氏もシルバージュエリー製作をパリで始めていて、共通の夢を語り合った。
そして、PARISで暮らす友人達と共にセーヌ川のほとりに繰り出す。ATARU氏手製の角煮を食べながらワインを飲んだり、ホームパーティに誘われたり、彫金の道具や素材を扱うショップを回ったり。日々新しい刺激を貰った。
再びロンドンに戻り、KAGAMI氏の紹介でセント・マーティン卒業生でパタンナーのクリス氏の自宅に滞在させて貰うこととなる。


JEWELRY SHOP
"MORGANA"

1997年 ロンドンのシルバー ジュエリー ショップ "MORGANA"で、SAWAORI オリジナルのシルバージュエリーを期間限定で展示販売。当時 "EX"で作品を販売していたアーティストのSHOP兼アトリエ"MORGANA"にて、開催期間中に作品を売ることができた。また、SAWAORI の作品に興味を持ってくれた人も多く反応も良かったと聞き、ロンドンでも手応えを実感した。 


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こうして"EX"で出会った作家や友人、東京モード学園の先輩や同級生の力を借りてロンドンとパリにを巡ったことで、たくさんのチャンスと出会えた。その出会いは、セレンディピティが起こった瞬間だったと思う。そして、親切にしてくれた人たちの優しさは、生涯忘れることの出来ない思い出となった。



その後も、人との出会いからチャンスが訪れた。運命を変えたのは、自分ひとりだけの力ではない。思い切ってロンドンとパリに行ってなかったら、別の道に進んでいたと思う。


次回、帰国してからの エピソード#2 をご覧ください。

History of sawaori #2







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