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✅70代女性【妹の延命をどう受け止めれば】を選択理論でコーチング人生案内#16

 70代の主婦。同年代の妹は病気で入院しており、今では呼吸しているだけで何の反応もありません。チューブからの栄養補給で、ただ生きているという状態が続いています。痛ましくてなりません。

 義弟はそれでも毎日妹を見舞い、何かと話しかけているそうです。病院の職員からは「奥さんは幸せですね。こんなに毎日来てくれるなんて」と言われているそうですが、医師の説明では今後回復して退院できる見込みはありません。妹は延命措置を拒否するという手書きの書類を残しているらしいのですが、義弟がそのことを伝えると医師は「器具を外すことはできない」と言ったようです。

 治療とは病を治すことが一番の目的だと思います。その望みが絶望的なのを知りつつ、ただ命が尽きるのを待つ家族はどう納得すればいいのでしょうか。(千葉・Y子)

(2022年1月30日)

【相談者の困りごと、願いごとを考えましょう】

今回は、特に難しいテーマですが、あえて、やってみます。

相談者の「困りごと」

・治療とは病を治すことが一番の目的なのに、「妹が、治る望みがないまま、延命装置で呼吸だけして、命が尽きるまで生きている」という状況が、納得して受けとめられず、困っている。

相談者の「願いごと」

・「妹が、治る望みがないまま、延命装置で呼吸だけして、命が尽きるまで生きている」という状況を、何とか納得して受けとめ、今の心苦しさ、痛ましく思われてならない気持ちを軽くしたい。(推測)

【次のようなコーチングモデルで考えています】

「自分の考え方や見方、行動は、自分が変えようと思えばいつでも変えられる」
と考えてみましょう

【相談者の困りごとのパターン】を考えましょう

「妹が、治る望みがないまま、延命装置で呼吸だけして、命が尽きるまで生きている」という、自分にはどうすることも出来ない状況に、振り回されている。

【心に響く回答者(いしいしんじさん)の言葉】

あなたは妹の、生死の尊厳について語っている。

・死について、僕たちはなにも知らない。周囲はもちろん、床に伏せった本人にもわからない。(略)わからないから、この世にこれほど大切なことはほかにないから、こころをこめて話しあう。

・医師、義弟と、ことばをつくし、じかに語りあっているだろうか。どういう措置を、でなく、妹本人がどう生きたいか、なにを望んでいるか。それぞれしか知らなかったことを打ちあけあううちに、きっと、初めて見る姿の妹が、あなたがたの前に浮かびあがる。

【答えを引き出す質問】を3つ考えてみました

・妹さんのことを、心苦しく、痛ましく感じられる中、むずかしいことと思いますが、もし「納得」できたとしたら、今とどのような違いが、あなたやご家族に出てきそうですか?

・医学と生命の倫理の世界のことであり、ご自身には「どうにもならない、どうにもできない状況」であって、「納得することも不可能なこと」ということが納得できたとしたら、どうでしょうか。

・妹さんが、もし話せたとしたら、苦しまれているあなたやご家族の姿を見て、どんなことを伝えられるでしょうか。

今回は以上です。むずかしいです。それでは、また次回。



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