✅70代女性【妹の延命をどう受け止めれば】を選択理論でコーチング人生案内#16
【相談者の困りごと、願いごとを考えましょう】
今回は、特に難しいテーマですが、あえて、やってみます。
相談者の「困りごと」
・治療とは病を治すことが一番の目的なのに、「妹が、治る望みがないまま、延命装置で呼吸だけして、命が尽きるまで生きている」という状況が、納得して受けとめられず、困っている。
相談者の「願いごと」
・「妹が、治る望みがないまま、延命装置で呼吸だけして、命が尽きるまで生きている」という状況を、何とか納得して受けとめ、今の心苦しさ、痛ましく思われてならない気持ちを軽くしたい。(推測)
【次のようなコーチングモデルで考えています】
【相談者の困りごとのパターン】を考えましょう
「妹が、治る望みがないまま、延命装置で呼吸だけして、命が尽きるまで生きている」という、自分にはどうすることも出来ない状況に、振り回されている。
【心に響く回答者(いしいしんじさん)の言葉】
・あなたは妹の、生死の尊厳について語っている。
・死について、僕たちはなにも知らない。周囲はもちろん、床に伏せった本人にもわからない。(略)わからないから、この世にこれほど大切なことはほかにないから、こころをこめて話しあう。
・医師、義弟と、ことばをつくし、じかに語りあっているだろうか。どういう措置を、でなく、妹本人がどう生きたいか、なにを望んでいるか。それぞれしか知らなかったことを打ちあけあううちに、きっと、初めて見る姿の妹が、あなたがたの前に浮かびあがる。
【答えを引き出す質問】を3つ考えてみました
・妹さんのことを、心苦しく、痛ましく感じられる中、むずかしいことと思いますが、もし「納得」できたとしたら、今とどのような違いが、あなたやご家族に出てきそうですか?
・医学と生命の倫理の世界のことであり、ご自身には「どうにもならない、どうにもできない状況」であって、「納得することも不可能なこと」ということが納得できたとしたら、どうでしょうか。
・妹さんが、もし話せたとしたら、苦しまれているあなたやご家族の姿を見て、どんなことを伝えられるでしょうか。
今回は以上です。むずかしいです。それでは、また次回。
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