✅60代女性【一人になったら・・・恐怖】を選択理論でコーチング人生案内#91
「60代の女性。3年ほど前に妹の夫が病気で急に亡くなりました。妹は連日連夜泣いて暮らしていたために、電話で慰めたり、励ましたりしていました。妹の子どもたちも近くに住んでいて、妹の世話をしてくれたために、次第に妹は落ち着きを取り戻しました。」
次を参考に「相談者の答え」を引き出す質問を自由に考えてみてください。
【相談者の困りごと、願いごとを考えましょう】
相談者の「困りごと」
・一人になったらどうしようと考えるようになり、不安になってきて、それがエスカレートして恐怖心すら感じて、困っている。
相談者の「願いごと」
・どうしたら不安を打ち消すことができるのか? 心の持ちようを知りたい。
【コーチングモデルと選択理論の考え方】
【相談者の困りごとのパターン】を考えましょう
・「一人になったらという不安」に振り回されて困っている。
以上を参考に、ここで、みなさんのコーチング質問を考えてみましょう。
【心に響く回答者(海原純子さん)の言葉】
私は次のような質問を考えました(ご参考まで)
・「一人になったらという不安」は、大なり小なり誰でも持っているもので、誰もが、その不安を全て打ち消すようなことはできないと思います。そのために、神仏にお願いするという意味で、宗教などがあるのかもしれません。「不安におびえているご自分」に対して、「それは当然なこと」だとして、どうぞ、優しく、励ましてあげてください。
・ところで、1日、24時間のうち、「一人になったら不安」と考えている時間は、何時間くらいあるのでしょうか? 考えていない時間がどのくらいあるのかわかりませんが、もし、「考えていない時間」があるとしたら、そのときは、何をされているのでしょうか?
・「考えていない時間」にしているさまざまなことを、もっとふやせば、どんな感じになりそうですか?
・「一人になったら不安」と考えてしまうことは、それはそれとして、多少あるのは仕方がないとして、もし、それがなくなったとしたら、これからの人生を、ご自分としてはどのように過ごし、何をされたいのでしょうか?
・ご主人とは、これからの人生で、お互いにどんな関係でありたいですか?そのためには、ご主人と日頃から、どんなことを話し合える関係であればよいと思いますか?
・ご主人との関係を、今よりも少しでも良くするために、例えば、「ご主人があなたにしてほしいこと」をしてあげ、「ご主人があなたにしてほしくないこと」があるとした場合に、それをやめたとしたら、お二人の関係は、何か変わっていきそうですか?
・これからのお二人の関係のために、あなたが真剣に「ご主人にしてほしいこと」をしてほしいとリクエストし、一方で「してほしくないこと」をしてほしくないとリクエストしたら、ご主人には、どのくらい自発的に協力していただけそうですか?
・ご主人との関係を、今以上に良くするために、これから、ご主人とどのようなコミュニケーションが必要だと思われますか? そのようなやりとりがやがてできるようになることがわかっているとしたら、手始めにどんなことから始められそうですか?
今回は以上です。上の質問は、自己対話で使うと、セルフコーチングができます。お役に立てればうれしいです。それでは、また次回。
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