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学生間交流に関しての大学当局への提案

大家好!こんにちは、enoncoです。

今回の内容は大学生、そして大学当局に向けての提案です。なお例示等は私の所属する大学での経験に基づいています。

2020年、12月。医療系のような実習重視の一部を除いて多くの大学がオンライン授業を実施し、およそ10ヶ月となりました。僕の通う大学も基本的にオンライン授業であり、その中で最も問題ではないかと考えたのが「学生間の交流がごく僅か」なことです。

以前、具体的には新型コロナウイルスが流行する以前の大学は、単に授業を受ける以外にも人と話す場、そして機会がありました。廊下や中庭、ラーニングコモンズなどでは授業内容の議論からアルバイトの愚痴まで、様々なコミュニケーションが溢れていました。

いわば大学は学生にとって高等教育機関であるとともに、一種のコミュニティーでもあったのです。

しかし現在はどうでしょうか。多くの大学生、特に2020年度入学の1年生や編入生は十分に同じ学科の学生と知り合う機会があったでしょうか?授業内容がよく理解できなかった時に、「ここどういう意味?」と尋ねることができる知人が横にいたでしょうか?

現状に対しての暫定的なソリューションとして、僕は「SlackやLINE WORKSといったビジネスチャットツールの導入」を提案します。

アプリ内に、学習上のコミュニケーションに対応した授業ごとのチャンネルを作成することで、前述したような些細な疑問などを気軽に話すことが出来ます。また、学科ごとなのチャンネルを作成し、学科内の友人を作ったりして「◯◯概論の課題もうやった?」や「バイト面倒い~」のような日常生活の些細なコミュニケーションを取りやすくします。

僕の通う大学ではMS Teamsが導入されていて、授業ごとのチャンネルは既にあるのですが、どうしても「ビデオ会議用」という意識があるのか、コミュニケーション用としては使われていません。

今、イギリス等では孤独対策が重要な問題として話し合われています。

大学生が大学生らしく生活するためにも、ただオンデマンド授業を受講するだけという大学生活に失望して退学する学生を減らすためにも、学生のためのコミュニケーションツールを導入していただきたいと要望し、今回のnoteを終わらせていただきます。

ご拝読ありがとうございました。

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