空想科学料理クリエイター さわけんシェフ

空想科学料理クリエーターのさわけんシェフです。 本業は科学する料理研究家・文化人タレン…

空想科学料理クリエイター さわけんシェフ

空想科学料理クリエーターのさわけんシェフです。 本業は科学する料理研究家・文化人タレントです。 noteでは空想科学料理の様な読み物を書いていきたいと思います。 ご連絡はリストのホームページより可能です>https://sawakens.com/about/snslist/

最近の記事

リゾットがイマイチ選ばれない理由

リゾットといえばイタリア料理なのはご存知の通り。 知名度はかなり高いのだがお店ではあまり人気がない。 味はいいし米料理なのでもうすこし好まれてもいいと思うが現実は厳しいのだ。 なぜかと考えると思い当たることはいくつかある。 ここをクリアしたらもしかしたら人気料理になるのか?と考えつつ理由を整理してみる。 1、アルデンテ不人気説 イタリア料理におけるリゾットの仕上げはアルデンテが一般的だ。 このアルデンテが不人気なのではないだろうか。 日本人が食べるご飯は米の芯

    • パスタを茹でる時に塩は必要か?問題の回答

      空想科学料理は最適な料理の作り方を知識と想像で書いたレシピです。 いつもは実際に作っていないレシピなので分量の確定や不具合の検証はできていませんが、今回のは別です。 裏の取れたコラムなのでご安心ください。 ご興味のある方はぜひ実験をしていただき、フィードバックしていただけるとありがたいです。 パスタを茹でる時に塩は必要か?問題の回答 この問題は2012年位にSNSで盛り上がっていた古めのテーマですが、今でも不明瞭らしいので料理人と調理科学のW視点から一つ答えを出してみたいと

      • 電子レンジ(オーブンレンジ)の話 byさわけんシェフ

        今、世の中ではキッチンに入りきらない程の調理家電やキッチングッズが売られている。 そんな便利なキッチングッズがどこから来てどこに行くのか? 科学する料理研究家でキッチンまわり評論家でもある“さわけんシェフの考察”を交えて語っていきたいと思う。 今回は電子レンジからオーブンレンジの話! **発明** 電子レンジの発売は1947年のアメリカ「レイセオン社」によって製品化されたレーダーレンジが世界で最初の電子レンジだ。 なぜレーダーレンジかというと実はレーダー装置の実験中に胸ポ

        • 私がキッチンまわり評論家・科学する料理研究家になった訳 

          こんにちは。さわけんです。 自己紹介と仕事について私は「キッチンまわり評論家・科学する料理研究家」という肩書きで活動しています。 本職は料理研究家ですが、キッチングッズについてやたら詳しいのでキッチングッズのおすすめや評価なども業務として行なっています。 科学する料理研究家になった経緯元々はフランスでフランス料理を学び、大阪阿倍野の辻調理師専門学校で西洋料理の先生をしていました。 先生なので人に料理を教える訳ですが、まずは教える価値がある技術を習得して美味しい料理を作

        リゾットがイマイチ選ばれない理由

          さわけんの空想科学料理 #4 家チャーハンを考える。

          空想科学料理は最適な料理の作り方を想像で書いたレシピです。 実調理を伴わない虚空のエッセイですので、ご興味がある方は実験をしていただいて可能でしたら結果をフィードバックしていただけると幸いです。 #4家で作るチャーハン チャーハンはどの家庭でも作る定番の料理ですね。 でも出来上がりには結構な差があると思われる料理でもあります。 冷やご飯なのか熱いご飯なのか?卵は先に混ぜるのか炒めるのか辺りが迷うところでもありますね。 その前にご飯を炒めて味をつけたらチャーハンなのか

          さわけんの空想科学料理 #4 家チャーハンを考える。

          さわけんの空想科学料理#3厚切りステーキを焼く

          空想科学料理は最適な料理の作り方を想像で書いたレシピです。 実調理を伴わない虚空のエッセイですので、ご興味がある方は実験をしていただいて可能でしたら結果をフィードバックしていただけると幸いです。 #3 ステーキを焼く お肉は良いですね~ なんといっても旨味が違いますよ! 中でも牛肉は格別ですね。 そして柔らかくジューシーに焼けたステーキなんてほんとステキ。 と言う訳で今回はちょっと厚めのステーキを完璧に焼くところを妄想しましょう。 今回は肉の写真を入れました。

          さわけんの空想科学料理#3厚切りステーキを焼く

          さわけんの空想科学料理レシピ #2 トーストの焼き方

          空想科学料理は最適な料理の作り方を想像で書いたレシピです。 実調理を伴わない虚空のエッセイですので、ご興味がある方は実験をしていただいて可能でしたら結果をフィードバックしてくださると幸いです #2トーストを美味しく焼く 最近「美味しいトーストが焼けるトースター」がいろいろと発売されていますね。 トースターだけど2万円以上となかなかの値段です。 高いですね~。 それでも結構な売れ筋家電です。皆さんのトースト熱を感じますね。 そこで今回は最高のトーストを考えてみましょう。

          さわけんの空想科学料理レシピ #2 トーストの焼き方

          さわけんの空想科学料理レシピ#1 ゆで卵

          空想科学料理は最適な料理の作り方を想像で書いたレシピです。 実調理を伴わない虚空のエッセイですので、ご興味がある方は実験をしていただいて可能でしたら結果をフィードバックしてください。 #1完璧なゆで卵 何かと使う機会の多いゆで卵。 巷にもステキな情報があふれていますね。 今回の希望は「卵黄の硬さを思い通りにして殻が綺麗にむける事」です。 と言う訳で今回はゆで卵を思い通りの火通り加減にして綺麗にむく方法を考えます。 ・卵について まずは卵の固まるメカニズから見ていきまし

          さわけんの空想科学料理レシピ#1 ゆで卵