障害の有る方の作業と波及効果について

考え事し始めたら寝れない
新しい事業を始めるとして

障害の有る方の働き場所として、
農福連携や工賃アップというキーワードは一般社会に受けが良いと思っていた。

これまでは、農福や工賃アップというワードに抵抗があった。そんなことより、適切なクオリティの高い支援をする組織を作るほうが大事と思ってたから。

で、賃貸や土地取得をするとなると月々の支払いや借金がかかってくる。それでは、はじめの一歩を始めるのに、しんどい。重度自閉症の方がこういう作業をすることで社会に貢献できるようになりました、というようなストーリーを実話として用意するか。

あるいは、農福連携で農家さんの生産性をアップする、劇的に工賃アップすることで地域社会に貢献する。とかだろうか。

農福も工賃アップも自分の感覚としては、やはり大事ではないが、直接受益者だけでなく、作業をすることで地域社会に目に見える形で貢献する事業を目指せば

土地取得や賃貸も多少安く貸しても良い、使ってくれてよいと言ってくれる方が出てくるかもしれない。

直接支援対象やご家族を支援するのはあたり前のこととして、何が提供できるのか。それはおしゃれなカフェかもしれないし、チョコレート製造販売かもしれないし、山間地域への移動販売かもしれない。あるいは、ラーメン屋さんかもしれない。ワイナリーやビールだってある。

いいコトしてます。買ってください。ではない何か

カフェ〜ビールは先行事例がある。できたらそうではない何かを見つけたい。

知り合いはアフリカのフェアトレード×メンタル疾患の方の作業という形を生み出した。

逆に完全に内向きで直接受益者へのサービスに徹する、徹底的にそこに向けてがんばる。

障害の有る方とともに歩む家族がそうした良質なサービスをうけることで、介護以外の活動にどんどん参加、コミットしていけるようになる。

それはそれで、社会への波及効果がある。それを測る方法を探しながら、完全内向きに直接受益者の幸福(ご家族も含む)を目指すのは手かもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?