見出し画像

出産後に、くだものを沢山食べた話

こんばんは。
私は実はホリスティックヘルスコーチをしていまして、
10年以上食、身体、心の繋がりやバランスについて学びを続けています。
発信最近していませんでしたが。。

さて、学びが面白いのは、過去の体験が学びで繋がっていくこと。
今日は、出産後に沢山食べることになった
くだものについて書いてみようと思います。

今10代後半の娘をシンガポールで出産しました。

当時はまだ、食生活や暮らし方と、
心身の健康のつながりについて知らなかった頃。
玄米は良い!と思っていた時期なので、基本玄米食していたり、冷えはいけないと思っていたけれど、産後に何を食べたら良いか、等詳しくありませんでした。

まだ現地の友達も少なかった私ですが、
出産祝いに来てくれたシンガポールやマレーシアの友人達は
皆が皆、果物を沢山持ってきてくれるのです。
ぶどう、マンゴー、グアバ、マンゴスチンなどなど、、。
東南アジアの果物は本当に美味しけれど、
みんなが示し合わせたように持ってきてくれるのです。

あまりに続くから驚いていたのですが
「どうして?」と聞くと

「産後は果物がいいんだよ。うーん、なんでか良く分からないけれど、

産後は果物を沢山食べろって言われてる。ぶどうが特にいいんだよ」

と。みんな同じような答え笑。

なぜ果物?なぜぶどう?
その疑問は深まるばかり笑。

ぶどう、美味しいよね。

その頃から10年以上経ち、身体の事を学んでいく過程で、
「果物は身体を冷やすから良くない」とか

「糖はよくない」

と思っていた時期も長ーーくありますが、

糖は身体のエネルギーを回すという視点を持った今、

果物の美味しい恵みは、本当にありがたく頂いています。
それと同時に、出産後に友人達が果物を沢山持ってきてくれたのって、
昔からの東南アジアや中華圏の知恵なんだなあと。

産後、お母さんは自分と赤ちゃんのための栄養やエネルギーを沢山
生み出さなければならない。
その時に果物の果糖は、すぐエネルギーになり、
お母さんが自分自身の身体を分解して、
栄養を渡していくのを防止してくれる。
髪が抜けたり、痩せちゃったり、肌がカサカサになった経験ある人
多いのではないでしょうか?

ぶどうが特に産後に良いというのは、ぶどう糖(グルコース)と果糖(フルクトース)の含有率が高いから。
因みにグルコースをぶどう糖というのは、日本ではぶどうから発見されたから、って、知ってた?

当時、このような事は知らなかったけれど、
でも皆がくれた果物、
授乳でひからびてる時に、特にぶどうの甘味と水分が
本当に染み渡ったのを覚えています。

甘味がこんなに美味しく感じるのは、
身体に必要だからなんだよね。
悪いモノって思わない方がいいなあと思っています。

甘くて美味しい果物を見ると、
そんな出産直後の話を思い出すのでした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?