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偏食の改善、これをしないと進めない

こんにちは、都立大さわだ助産院です。
2023年10月11日、インフルエンザやコロナやらが迫っている中、
小学生と保育園の運動会が同時期にこれまた迫っていて、
体調管理にひやひやな日々を過ごしています。
先日三姉妹+我が家の唯一のメンズおじさんが手足口病にかかりました。
母である私だけかからないのが、うれしくもありますが
なんだか解せない・・・。

さて、今回は偏食を改善したい!少食を何とかしよう!とお思いのご家庭はまず、これをやらなきゃ進まない!という内容です。

タイトルにあるように
「親の心もち」

食べない我が子を前に
「なんで食べないの?」
「おいしいよ」
「あと一口だけたべてみよう」
こんな言葉をかけたこと、私はあります。
あります、というか長女の偏食に悩んでいた時は毎食これでした。

押しても、引いても
こちらが泣いても(親のメンタルよ・・・)
食べないものは食べない・・・

じゃあ、どうするのか。

食事をしている我が子を見ない(ふりをする)
言葉で圧力をかけない
食べた量を評価しない

子「ごちそうさま」
親(米一口だけじゃん!)と思っても
親「ごちそうさまなのね、オッケー」と
心をフラットにそのままスルー。

親がやることは自分の食事をおいしそうに食べることなのです。

苦手意識を持っている仕事をじーーーーーっと上司に見つめられながらやるの、いやじゃないですか?
信頼できる人が楽しそーーーにやっていることって
やってみたくなりませんか?

とはいえ、食べなさ過ぎて困っているんだよう!という方、
母子手帳の成長曲線を見てみて下さい。
測ったタイミングでプロットをして
同じような曲線を描いていればOKです。
色のついた範囲に入っていることも大事ですが、
同じような曲線を描いていることもとても大切です。

これが数か月単位で横ばい、体重が減ってくる・・・などでしたら
偏食に詳しい医師などに聞きながら進めることをおすすめします。

いずれにしても食事時間に圧力をかけていては
いつまでたっても食事時間が楽しいものにはなりません。

また、子どもは汚すものです。
食事を
ぐちゃぐちゃ
ぽーい!
じょぼぼぼぼ(味噌汁をコップにうつす)
ぬりぬり(おかずをテーブルに塗ってみる)

偏食が進むと食事自体を自分の近くに置いておくことを
嫌がります。
触ってくれているうちが花

とはいえ、こちらも困ります。
この場合、有効なのは無視です。

しばらくブームが去ったらやらなくなります。
ブームが過ぎ去るのを平常心で待つのみです。
怒ったりしては余計にやりたくなるものです。

やってほしい行動が出た時だけ、大げさにほめてください。
「大根食べられるんだね!すごい!」
「お味噌汁飲むの上手だね!」

子どもも大人もほめられるの大好きですね。

先日次女が寝る前の絵本タイムに突然、絵本を読み始めました。
長女の時に早めに学習系を取り入れて、私がイライラしてしまった経緯から
かなり放置しているので、次女はまだ字はよめません。
覚えている内容を思い出しながら読み始めたのです。
何冊も何冊も。
読み終わると一言。
「本を読むのって、楽しい!お母さんにほめられるのもうれしい!」

私が大げさに驚いて、上手だね!すごいね!とほめたことで
次女のやる気スイッチが押されたのでした。
(早く寝たかったのでまだかなーと思いつつも・・・すまん次女。)

こんなふうに楽しい、と思えるきっかけを与えることが
偏食改善の近道です。

伝えたいことはまだまだありますが、
今日、今からできることをまずはやってみて下さい。

都立大さわだ助産院では「子どもと食事外来」をオンラインで実施しています。
成育歴、既往歴、成長曲線を確認しながら
現状の把握と整理
今後の方針をお話していきます。
現在進行形のご相談の方も改善が見えてきてとっても嬉しいです。
(そしてホッとしています)
初回45分のご相談(6,000円)
3週間ほどの間隔をあけて
残り2回30分のオンライン相談(初回相談後に継続の可否をご検討いただいています。各3,000円)
相談期間中はLine相談いつでもOKです。(追加料金なし)

お問い合わせはinstagram @sawada_mwまでDMお願いいたします。


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