犬とシチリア暮らしパレルモの平日 note版

シチリア州都パレルモ在住のライター/コーディネーター/通訳。慶応卒で無駄に理系。日々の…

犬とシチリア暮らしパレルモの平日 note版

シチリア州都パレルモ在住のライター/コーディネーター/通訳。慶応卒で無駄に理系。日々の暮らしや犬愛を愛でるブログ(ボン先輩は今日もご機嫌-ワンコとシチリア暮らしパレルモの平日▶︎ https://bonsenpai.com/)の裏コラム・まとめ版です。

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去勢手術ー12歳犬の新しい冒険

ボン先輩、12歳。 パレルモ出身の元保護犬。 イタリアの保護施設では、雌犬は去勢してから受け渡しだけど、雄犬は、飼い主次第。 去勢するかしないか、もめ続けて12年「うちの子」になってすぐ、去勢するつもりでいたけど、共感力の強い旦那は、自分が去勢されるわけでもないのに、去勢の話が出るたびに「痛い…」とギュッと目を瞑る。。。 獣医さんに行くたびに、去勢する、しない、痛い、痛くない。と夫婦漫才を続ける私たちに、「…好きなだけ悩んでー」と匙を投げつつ、「だけど、いずれ前立腺や睾

    • コロナで皆んな、傷ついた

      週末、パレルモの旧市街にあるシチリア州立現代アート美術館(リーゾ館)で開催された、アートイベントのオープニングにご招待いただき、FFP2マスク片手にお邪魔してきました(外はしなくて良いけど、美術館は義務継続中〜)。 再開しては規制強化を繰り返しつつ、やっと緊急事態宣言が終了して本格的な再開になってから、こういったパーティも増え、親しい人以外に"こういうところで会うくらいの間柄の人"にも、”生”で会う機会が増えてきました。 そこでは、だいたいコロナの話が交わされます。 ロ

      • 夢を見るのが楽しみで、寝るのが楽しみ

        夢は、起きた瞬間に忘れる・・・と、言われるけど、起きた瞬間に「あれ?夢?現実?」という程、リアルなときもありますよね。 私はすんごい夢をいっぱい見るのですが、それがまた奇妙奇天烈で、ちょっと忘れるのが惜しいなぁ。と思う夢も多め。 今朝の夢…。 2リットルサイズのお茶のペットボトルがあり、中をよく見ると、何やらプカプカと小さなゴミ?のようなものが、3つ4つ浮いている。 「何これ!」と半ば腹を立てつつ裏書を見ると、 「浮いているものは、ゴミではありません。当社の研究開発

        • 地球はどこでも1日24時間ではないーイタリア12時間、日本36時間

          郵便局、銀行、病院、その他…イタリアで、生活に必要な「何か」をしようと思うと、それはひとつの「大仕事」。 日本であれば、郵便局や銀行なんて”何かのついで”に寄るところだったと思うんだけど、イタリアでは一日の大仕事になることもあります。 予約を取ったりするのもややこしくて面倒だったりもするし、現地に到着した後は、行列に並んだり、担当者が約束の時間にいなかったり。必要な手続きが終了するまで30分程度で済めば奇跡のようなもので、場合によっては半日…もしくは以上、ヘタすると何日か

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        • 俺の話まとめ
          1本
        • モヤモヤ日記
          4本

        記事

          自分が昨日と同じ人間っていうのは、ただの概念

          唐突に夢中になっては、唐突に、「え?それなんだっけ?」ってほど、急に冷める。 その上、非常に忘れっぽい。 朝起きると、前夜のことはほとんど忘れてる。「えっと、昨日…なんだったっけ?えっと」と、まず昨夜のお酒の席で失態はなかったかと、思い出してみる朝が多い。 なんだか、とってもダメな人っぽくない?とガックリしたある二日酔いの朝、友人の言葉に救われました。 「覚えておく必要のないことは、どんどん消去することができるってことで、それは脳の機能がとてもよくできている」んだそう

          自分が昨日と同じ人間っていうのは、ただの概念

          桃太郎の犬はキビ団子につられただけなのでは...

          4月のシチリア州都パレルモは、ほぼ初夏。 ポカポカ青空の下、日本からやってきた勇気ある友人夫婦を連れて、近所のパレルモ港に朝ごはんしに行ったときの話です。 ☟ 我が家のボンさん(犬)は、複数人でいると「そのうち最も優しい人」を嗅ぎ分けます。それは、つぶらな瞳をまっすぐ見据えた「ください」攻撃にやられそうな人とも言えますけど。 今回も「ください」攻撃に負けた友人から、サクサクコルネットのカケラをもらうと…その後は「なんなら鬼ヶ島にも行きますけど」レベルでつきまといました。

          桃太郎の犬はキビ団子につられただけなのでは...