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本の読み方 読書記録#6#7

読みたい本がいーっぱいある。まだまだ知らない本もたくさん。数えきれないくらいある本をいかに読んでいくか。大切なことを学びました。

『読書の技法』, 佐藤優, 2012


『最強の勉強法』, 吉田たかよし, 2004

  『読書の技法』の著者は、本を読んでいく際に、1)熟読する必要のある本、2)普通の速度でノートをつける本、3)普通の速度でノートをつけない本、4)超速読で読む本に分けているという。

 著者が意味する超速読とは、5分ですべてのページをめくり、本の全体に目を通す読み方である。著者は、「速読は熟読するための本を精査するための手段」として位置付け、以下のように述べている。

「時間は有限であり希少材である」
「熟読できる本は限られているからこそ必要となるものだ」

 また、「自分の中にある知識を用いて、現実の出来事を説明できるようになること」が本を読むうえで大切であると述べられていた。


 『最強の勉強法』の著者吉田たかよしさんは、全体の構成に関心を払いながら読むことをすすめている。

「木を見て森を見ず」

 これは読書においてもいえることなのである。また、吉田さんは読書が受け身になってしまうことを問題視し、読んでいるときに感想をもつことが大切であると述べている。

「感想をもつだけで、読書中も脳は活性化する」

最後に読書好きの私にとって、次の文がとても印象的だった。

「本当に大事なことは人に教わる」


感想

 私は、佐藤優さんが指す超速読に対して苦手意識があった。以前、フォトリーディングに関する本を読み、実践した時には、内容がなにも入ってこない感じがしたのである。

 今回『読書の技法』を読み、著者と私の速読の目的が大きく違うことを認識した。熟読する本を精査するために、全体に目を通すための速読をする、という著者の意見がとても心に残った。私は、もっとたくさんのいい本に出会い、読んでいきたいと考えていた。これを機に、「限りある時間で、良い本を熟読する」ということを意識しながら、自分の本の読み方を見直していきたい。

 そして、何より実際に経験することの大切さを再認識したので、たくさん人と話し、行動していきたい。


 また本に触れるのが楽しみになってきた~!

 今読んでいる本にはどんなわくわくがあるのだろう。

 明日はどんな本に出会うのだろう。

 ふふふ。とても楽しみである。

 





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