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1泊箱根一人旅



ロマンスカーで箱根へ

「温泉に入りたい!」「富士山が見たい!」その二つの願いを叶えるべく、土曜の夕方に新宿から箱根に一人旅へ行ってきました。
箱根といえば・・・ロマンスカーでしょう!
名前だけは聞いたことがありましたが、実際乗るのは初めてです。(なんなら小田急線も人生初!)

ロマンスカーは別料金がかかります
少しだけ特別な感じも・・・
するようなしないような??

実際乗ったら・・・はい。普通の特急電車でした!
乗ったのが遅かったこともあり、車窓は真っ暗で楽しめず、観光列車感もなかったのが原因かもしれませんが。
これならわざわざロマンスカーの値段ださなくてもよかったかな?となりました。
とはいえ1度は知らない電車にも乗ってみたかったので経験価格です!

土曜の夜に行く人もいないのか車内はガラガラでした

箱根湯本 河鹿荘

箱根湯本駅に到着したのが19時半近く。温泉地の夜は…早い!

綺麗な駅でしたが人はいませんでした(笑)

目的は温泉でゆっくりすることだったので、ぶらぶらすることもなく旅館へ直行です。
毎回葛藤するのが、一人旅のお宿の高さなんですよね・・・。
都市部であればホテルのシングルでいいですが、旅館となるとそうもいきません。そういう設定がないところも多いです。
一人で泊まると高くなりがちです。
今回もお財布と相談しつつ、箱根まで来て温泉旅館に泊まらずどうする!!と、ちゃんとした旅館に泊まりました。

河鹿荘
箱根湯本駅から歩いて10分程度
一人なのに・・・やっぱりベッドは2つ

実際、駅周辺のお宿は結構なお値段です。
バスか電車である程度のところまで行ったほうが、安い温泉旅館に泊まれるのは分かっていたんですが、私が駅近辺にした唯一の理由が「荷物を預けたかったから」です。
翌日、芦ノ湖まで行き箱根神社や大涌谷を観光しようと思ったとき、どうしても荷物がネックでした。
朝から駅のコインロッカーに入れ、1日遊んで荷物をピックアップして帰るには、駅の近くに泊まるのがベストという結論になりました!

箱根旅行の情報はここで調べました。
短い滞在時間だったので、効率よく動かないと帰れない羽目になりそうだったので。
バスや遊覧船、ロープーウェイ情報もありとても助かりました!

箱根神社

早朝チェックアウトを済ませ、箱根湯本駅のコインロッカーに荷物を預けいざ箱根神社へ!
いっきにバスで移動します。

箱根湯本駅前にバスターミナルがあります
箱根湯本は川が流れ、ザ温泉地!という風情

バスに揺られ山奥へ行くにつれ、どんどん雪がひどくなってきました。
途中何台かスリップした車もみかけました。(冬装備は大切のようです)
そして、目的地の箱根神社!

横には芦ノ湖
雪の積もった狛犬の綺麗なこと!

しんしんと降り続く雪の中、箱根神社の鳥居をくぐると別世界のような美しさでした!!
雪が積もった狛犬なんて感動ものです。

階段をのぼると・・・
雪に包まれた朱色の楼門と拝殿
箱根神社の御朱印

寒いし、足元は悪いし、最悪だな、、と思っていましたが、こんな綺麗な景色を観れるとは来た甲斐がありました。
雪で音もかき消されるので、本当に静かでいい時間でした!
なにより、よくみる写真にはたくさんの観光客がいますが・・・悪天候ということで全然いませんでした。
冬もありですね。

富士山を求めて芦ノ湖

芦ノ湖から遊覧船で富士山を見たい!と思っていたので、箱根神社から元箱根港へ歩いて移動します。
早朝出発したうえ雪の中を歩いたので、体の芯から冷えてしまいベーカリーでモーニングをいただきました。
窓の向こうには芦ノ湖が見え素敵な雰囲気。

芦ノ湖湖畔にあるベーカリー
Bakery & Table

元箱根港から桃源台港まで芦ノ湖を遊覧船で移動します。
25分の遊覧です。

もちろん・・・見たかった富士山は全く見えませんでした。
見えたのは、有名な箱根神社の鳥居です。
真っ白な世界の中に朱色の鳥居があるのは、とても風情がありましたよ!
それでも富士山・・・見たかった。。。

箱根神社の水中鳥居

雪の大涌谷

桃源台からロープーウェイに乗り大涌谷に向かいます。
もちろん視界ゼロの真っ白な世界でした。
でも、乗る前にホッカイロを配ってくれるという神対応!
日本のおもてなしに感謝です。ほんとに寒かった。
だけどやっぱり・・・富士山が見たかった。。。

ロープーウェイに富士山が!

実は大涌谷に行くまで、なにがあるかも知りませんでした。
関東の人からすれば箱根は身近な観光地なんだと思いますが、それ以外の人は・・・きっと箱根駅伝のイメージしかないんじゃないですかね?
全くわからないまま行ってきました!

晴れていたらきっと湯煙が広がっていたはずの景色
滑りこけないようにするのが精いっぱいでした

ここもあたり一面雪!!
山の上まで来たんだから当たり前ですよね。
実はあちこちから湯けむりが上がっているそうなんですが、真っ白なので湯けむりなのか雪景色なのかわかりませんでした。
ただ、強い硫黄臭でかろうじて体験できる感じでした。
そして体は正直です。
どうも咳が止まらないなーと思っていたら、こんな看板を発見!
喘息の体が教えてくれました。
やっぱり火山です。咳が止まらくなり影響はでるようです。(笑)

阿蘇や雲仙でも同じことになったのを思い出しました

ロープーウェイのメンテナンス期間だったため、大涌谷から代替バスで早雲山まで行きます。
その後、ケーブルカーで強羅まで行き、登山電車で箱根湯本まで戻りました。

本当は、いっきにバスで戻るほうが値段的にも楽さもいいとは思います。
だけど、登山電車なんて魅力的な名前に乗らない理由はありませんよね!
車両の前後で1.17mも高低差がつくほどの急勾配とのことで、スイッチバックが3回あります。
阿蘇でスイッチバックに慣れているので「まどろっこしいな・・・車掌さんが運転してくれないかな・・・」と毎回思っていたんですけど。
違うとこで経験すると、運転手さんたちが移動するのを新鮮に見れるから不思議です。

予定より早く箱根湯本に到着したので、駅周辺で食事でもと思っていましたが・・・。
見事に人だらけでした!
私が見たのは夜と早朝の駅前だったので、お店なんてすぐ入れるかと思ってたのが甘かったです。
さすが観光地!!
人人人で、待ち時間も1時間以上ばかりで諦めました。
せっかくゆっくりした旅でなので、最後までのんびりいきたかったので。

でも旅行とはトラブルがつきものです。
帰り、まさかの京浜東北線が通止めになり、箱根湯本から羽田空港まで何回も乗り継ぎをすることになってしまいました。
余裕をもって戻ってよかったです。
大涌谷が雪じゃなければ、もっとゆっくりしていただろうから、きっと空港もギリギリ走ることになったかもしれません。

たった1泊2日の箱根旅でしたが、雪の箱根を満喫できました。
次は是非とも富士山がみたいです。
ただ・・・私が同じ場所を訪れることはほぼないので、きっと次はないでしょう。
富士山を見るとしたら河口湖側からになりそうです。
結局、見れたのは唯一来た時の飛行機からです。

飛行機から見た雲を抱えた富士山

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