夫婦関係改善に必要なマインド ありたい自分にフォーカスしよう!
はじめに
こんにちは!
旅するカウンセラー、SAWAです。
私のnoteには、夫婦関係改善をテーマにした記事が結構だくさんあります。
それは、私が7年以上夫婦関係で悩み、苦しみ、疲弊してきた経験があるから。
カウンセラーとして仕事をしていることもあり、また昔から「優しそう」や「穏やかそう」と周囲の人に言われることが多い私ですが、何を隠そう夫との関係は最悪でした。
夫の前では、優しいパートナーにはなれず、ののしり合いの日々…。
喧嘩の度に、「それでもお前はカウンセラーなのか!?」と夫に言われることもしょっちゅうでした。
そんな私たちですが、試行錯誤を重ねながら、ようやく少しずつ「夫婦円満」になってきました。
ラブラブとは言えませんんが、二人の関係がかなり深刻だった頃と比べると、圧倒的に喧嘩が減り、一緒にいる時間と会話を楽しめるようになっています。
ありたい自分にフォーカスする
夫婦関係改善のために、様々なテクニックが紹介されています。
でも、それよりも大切なことは「マインド」だと私は考えます。
二人の関係がそれほど深刻でないとすると、テクニックでカバーすることもできると思いますが、少し壊れかけている関係、もしくは完全に信頼関係が崩壊している状態で、小手先のテクニックを実践しても、状況を悪化させるだけです。
なので、まずはしっかりと土台となるマインドを整えていくことが大切。
この記事では、「ありたい自分にフォーカスする」ということについて紹介します。
私は、
■「夫ともっと仲良く暮らしたい」
■「喧嘩で消耗するのは嫌!もっと有意義なことに時間とエネルギーを使いたい!」
■「愛情を感じられるような質の高いコミュニケーションを取りたい」
そう思いながら、心の中では(あるいは実際の言動としては)
◆「私にばっかり家事を押し付けて、大変さを分かってくれない!」
◆「子育ての大事な部分は人任せ。全然主体的に取り組んでくれない!」
◆「部屋を片付けてくれないし、使いっぱなし、やりっぱなし!」
◆「とにかく、不公平!」
そんなことばかり考えては、夫への怒りを増幅させていました。
でも、大切なことはありたい自分にフォーカスするということであって、自分が心地よくいられる状態を自分で選び取っていくという覚悟を持つことだと気がついてからは、不平不満の方ではなく、自分が理想とする状態に意識を向けることができるようになりました。
1番身近で大切な家族である夫に対して、親しみを感じられず信頼できない。そればかりでなく苛立ちや不信感ばかりが募っていく…。
そんな自分でいたいですか?
あるいは、いっときの感情に流されて、咄嗟に相手を傷つける言葉を吐いたり、行動を取ったりする…。
そんな自分でいたいですか?
もしくは、子供の前で喧嘩をするのはいけないと思いながらも、セーブが出来ず子供の前でお互いに罵り合いをする…。
そんなコミュニケーションしかできないお母さん、お父さんでいたいですか?
そんなことは嫌ですよね!
夫婦の問題って、どちらも同じように努力することが難しいのが現実。
お互いに問題意識を持っていて「改善していこう」と合意が取れたとしても、努力の量が完全にイコールになるなんてことは、少なくとも最初の頃は難しいのではないでしょうか。
だから、行動を起こすことができたとしても、次第に「何で私ばっかりが頑張らないといけないの?」と不公平に感じたり、「これから先、私ばっかり妥協して我慢しないといけないの?」と、気の遠くなるような気持になったり、相手への怒りが増幅してしまったり、なんて言うことになりがちです。
でも、本当は、我慢するとか、犠牲になるとかではなくて、ありたい自分を選んでいるだけなんだと考えて欲しいのです。
◆相手の欠点ばかり見る自分
◆相手に求めてばかりの自分
◆怒りの沸点が低くて気に入らないことがあると攻撃してしまう自分
そんな自分を手放して、
◇相手の良いところを見る自分
◇相手のために行動する自分
◇怒りを感じても冷静に対処できる自分
と、「なりたいと思う自分のため」に、努力するのだと考えてみて欲しいのです。
もし、夫婦の問題が悪化した大きな原因が相手にある場合、「ありたい自分」にフォーカスすると言うのが難しい場合もありますよね。
だって、どうしても許せないから…。
例えば、不倫だったり、借金だったり、あるいはきつい言葉で攻撃されたりした過去がある場合です。
でも、この場合でも考えてみてほしいのです。
あなたはどちらの自分を選びたいですか?
どちらを選びたいかは明らかですよね。
自分のために、ありたい私でいるために、思考と言葉と行動を変えていけるようになると良いですよね。私も頑張ります!
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