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まちづくりの非常識な教科書 | 35万円で10億の経済効果を生んだメソッド ②
こんにちは!
ゲストハウス開業の準備中の三十路男子です。
今回は、吉川 美貴さん著書の「まちづくりまちづくりの非常識な教科書 | 35万円で10億の経済効果を生んだメソッド」での学びをシェアです。
前回①は、下記より。
「資源がなくても町おこしはできる」
1.自分の町の宝の見つけ方
①自分の町を歩き直す
②ほかの町・村の取り組みを視察・見学に行く
③ほかの町から来たお客さんの声に耳を傾ける
④自分の町の歴史をひもといてみる
コロナ禍で「マイクロツーリズム」とか「ホカンス(ホテルでバカンス)」
が流行りましたね。僕も近所歩いてたら、知らない駄菓子屋を見つけて
興奮したのを覚えてます。
2.イベント成功の4つの鉄則
①非日常であること
②テーマ性がはっきりしていること
③定期的に開催すること
④無料にすること
何事もそうですが、継続が一番大事ですよね。
3.「おもてなし」も町の大きな資源になる
町の魅力を高めて、人を呼ぶことのできる方法がある。
それは、うんちく・語りを含む、「おもてなし」である。
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(中略)
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その土地の人と出会い、ふれあえると、俄然その土地は魅力的になり、印象に残る。「交流型観光」という言葉がある。カギは「その土地の人」であり、人に出会えてひとときでも交流できることほどおもしろいものはないのである。
相当な人嫌いでなければ、結局はその地域・土地で良い人や相性の良い
人と出会うことで、遊びに行くなり、移住にまで繋がるのだろう。
「資金がなくても物事はできる」
1.資金の調達方法について
①寄付をしてもらう
②会費を集める
③収益事業を行う
④助成金をもらう
⑤補助金をもらう
⑥クラウドファンディングで基金を募る
⑦自腹、もしくは仲間うちで費用を出し合う
⑧その事業で稼ぐ仕組みをつくる
⑨銀行から融資を受ける
「事にあたっては、美学を持つ」
1.町を俗化させない美学4原則
美学4原則① 「その土地らしさを損ねるものは排除する」
代表的なケースだが、観光客が流入してきて儲かりそうだとなると、全くその土地に関係のない業者がいつの間にか出店を始めたりするということがある。そういうものには目を光らせておかなければいけない。
全国どこにでもあるような土産物の店が入り込んできたりすることがない
よう、その土地らしさを損ねるようなものは排除していかねばならない
ということである。
美学4原則② 「大衆に荒らされない」
お客さんに「媚びない・へつらわない」も美学なのである。
美学4原則③ 「数字を追わない」
数字は把握するものであっても、追うものではないのである。
追うべきは本質である。数字を追い出すと、いつの間にか本質から
ズレてきて、町おこしにとっての大切な心が失われ始める。
美学4原則④ 「自分の町にとってのホンモノからはずれない」
現代の観光客はさまざまな消費体験を積んであなたの町にやってくる。
目も肥えていれば、耳も口も肥えているのである。人々はニセモノには瞬時に違和感を感じ、見抜くのである。
俗化は必ずなんらかのシグナル(兆候)をもってあらわれる。
①(おおぜいの観光客が来られること自体はいいのだが、それによって)町に騒音・ごみ・治安の悪化などの問題が出てきた
②町に関係のない業者が入ってきて、全国どこにでもあるようなものを売る店が出始めた
③もともと町にあったゆったりとした時間の流れやくつろぎ、うるおいのようなものが失われきた
④俗悪な建物や看板、のぼり旗がふえて、町の景観が醜悪になってきている
⑤観光客が入りすぎて、自然景観が破壊されてきた
⑥観光客相手に押し売りや客引きが行われはじめた
⑦町の人たちが観光客に迎合し始めている
⑧質の悪いものを販売する店がふえた
⑨町の人たちが観光客疲れし始めている
⑩町の景観とかけ離れた安直な建物が建てられ始めた
交流型観光ほど面白いものはない
よく人は「うちの町には美しい海がある、山がある、川がある」というが、それらの海・山・川はきれいだが、しかしただ景観だけでは一度見ればそれでおしまいなのである。
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(中略)
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交流型観光は人気のバロメーターのリピート率を跳ね上げてくれる、強力な展開方法である。そして交流型観光は人と人が出会うことで予期せぬ展開をする未曾有の可能性を秘めたものである。
交流型観光を仕組み化するのは、ただのパッケージツアーを作るよりも
リソースが必要になると思う。でも、ゲストハウスという箱はその地域の
魅力の発信やその地域の人とのタッチポイントにもなる。
だから、僕はゲストハウスをもっと作りたい。
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