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Punk of meー私の音楽遍歴 54

私はパンクとポストパンク(の一部)を愛好しているが、それに関する文章を読むのも大好きだ。SNS、ネット記事、ファンサイト、そして書籍。情報集めというよりは純粋に楽しいから読んでいるという感じ。

書籍は今、あまり手持ちのものがないのだけれど、今日はその中でちょっと気になるものを取り上げたい、といってもどの本とは明言はあえてせず
「レコードやCDなどの音源が沢山掲載されているレビュー本」とだけ言っておく。まぁ、その手の本は沢山あるんだけれども、その本は20名くらいの執筆者が10行程度で音源を紹介している。
どうやって当てふられたのかは謎だけれど
「つまらない曲」ということを3行程度に書き捨てて(?)いるのもある。どうつまらないのか書いてくれたらまぁ読んでいて面白いんだけどもレビューといえるのか、これ!?ってのもあってだなぁ。あのさぁ…だったら他の人がこの音源を担当すればいいんじゃ、って思うのね。

あとは…というかこの記事の本題なんだけれども、実はちょっと接触する機会があった方が執筆者の中にいてですね、う~ん、やっぱりクセが強いなぁ、というか正直言えばなんかちょっといけ好かないと思ってしまったの。真っ当なレビューもあるのだけれども、メンバーが来日した時の裏話とか、今メンバーはどうしてるのかとか、楽曲とは関係ない内容だったりね。ま、ここら辺は好き好き?読み物としては楽しいといえるのかも知れない。けどいかにも
「自分はメンバーと仲がいいんだぞ」ってアピールに見えてしまってね。その方、私の好きなバンドの音源のライナーも手掛けてたりするんだけども
「ちなみにメンバーの誰々は私の友達の親友です」みたいなことが書いてあって💦必要なのか、その情報は!?って思うのねぇ。業界人がアーティストと友達や知人だったりするのは別に珍しくないと思うのですよ。っていうか、日常的に関わってるわけじゃん?わざわざ書くかなぁ、それ。

で、まぁここまではいいんですよ。その音源レビューの本に
「○○(メンバー)は×××(病気の名前)というのは業界人の間で定説」とか
「こいつはきっと同性愛者だ」とか書いてるんだけど、これはさすがにまずくないか?平成一桁台に出た本だけれど、当時はこういうのが許されていたのですかね?名誉毀損もいいとこよね。編集者がok出したのもどうなのか……。

あ、その人物がもし誰か分かっても心の中にとどめておいてください。イニシャルトークも無しで。まぁ、私が個人的にちょっと苦手なので余計に気になるというだけの話です。

ヘッダー画像はこの記事とは関係なし。パンクとポストパンクの出来事(音源のリリース、ライブ、動向等)が時系列に並べられた読み応え、見応えある良書です。