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スピッツ 好きなアルバムランキング

スピッツの好きなアルバムランキング(スペシャルアルバム、ミニアルバムは除外)

17位 とげまる

一番聞いてないアルバム。曲単位では好きな曲も何曲かあるんだけど全体的に地味だし盛り上がりもあまりないように感じる。シングル曲も全部インパクトの薄い曲ばかりで「このアルバムといえばこの曲!」って感じの曲が一つもないのがネック。ビギナーが一曲目に配置されてるのもあまり好きじゃない。

16位 見っけ

悪くはないんだけど…って感じのアルバム。最初の見っけ~優しいあの子の入り方とかは好きだし構成も悪くないんだけどやっぱり地味な曲が多い印象が拭えない。特にありがとさん~ブービーあたりの曲がそこまで好きじゃない。快速以降は結構好きなんだけど、New Mikkeのライブを見てちょくちょく聞くようになったくらいで全体の中ではやっぱり地味なアルバムって印象かな…

15位 スーベニア

好きな曲が多いアルバムではあるんだけど単純に構成が悪い。なんで1曲目が春の歌なんだよ…。2曲目以降もアルバムとしての統一性がなさすぎるというかわざわざアルバムで通して聴こうと思えない。構成のせいで地味な曲がより地味に聞こえてくるし…。曲順がもう少し違ってればもっと上の順位に行ってたかも

14位 スピッツ

アルバム前半に変な曲が多すぎる。1stなのに尖りすぎだろ…。後半は普通に聞けるし好きな曲も多いんだけどそこに行きつくまでにだいぶ疲れてしまう。いい曲多いんだけどなぁ…前半部分の曲をもうちょい散らしてくれてたら…

13位 Crispy!

決して高い順位じゃないけど世間やファンの評価と比べたらそこそこ高い順位ではある(人気投票最下位のアルバムだし)。このアルバムは逆に前半部分が結構好きで後半はイマイチっていう印象。というよりバラードが多すぎて飽きてくる。でもクリスピーや裸のままでみたいなド直球に売れ線狙った曲が案外好きなのでこのぐらいの順位。

12位 三日月ロック

人気が投票したら絶対上位に来るアルバムだけど個人的にはこのくらいの順位。いや、嫌いじゃないし特にケチつけるところもないんだけど…。なんというかピンポイントで刺さる曲が一曲もないっていう感じ。いい曲多いしライブで聞いたら絶対盛り上がる曲ばかりなんだけどなんかこのアルバムだけ芯に刺さんないんだよなぁ…(小綺麗だから?)。ただ曲はほんとにいい曲ばかりだと思う。

11位 ひみつスタジオ

シンプルにいいアルバムだと思う。特に大好物~オバケのロックバンドまでの流れが好き。ザ・スピッツって感じの曲もあれば未来未来みたいないままでにあんまりないタイプの曲もあるし、歌詞とかもちゃんと今の時世が反映されてる感あるし。長年活動してスタンスが確立されてるのに全く古臭さとかを感じさせないのもすごいと思う。一番新しいアルバムだし年月が経てば順位も変わってくるかもしれない。

10位 惑星のかけら

当時のやりたかったことをぜんぶやって乱雑に詰め込みましたみたいなアルバム。正直アルバムとしては構成も滅茶苦茶だし統一性がなさ過ぎてうーん…って感じなんだけどここまでぐちゃぐちゃだと逆にその違和感が引っかかってしまって変に癖になってくる。ただアパートと日向の窓にあこがれての2曲がなかったらもっと下にしてたと思う。この2曲が名曲すぎる。

9位 さざなみCD

楽曲の統一感もあり良曲も多い素晴らしいアルバム…なんだけどちょっとパンチが弱い感は否めない。たまーに聞くとめっちゃいいアルバムなんだけど何回もリピートしたくなるかというとそこまでではない。全体的に70~80点くらいの曲が多くて100点まではいかないって印象。うまくまとめたなぁという感想に尽きる。好きだけどね。

8位 醒めない

大人のロック、大人のスピッツって感じで、今までの面影も残しつつ正統進化したロックを奏でる良アルバム。ケチをつけるとしたら途中ちょいちょいだけダレるポイントがあるくらい。でもそれを補うくらいほかの曲が強いのでこのくらいの順位に。あと曲のタイトル適当すぎだろ、何曲かタイトルなんだっけ?ってなる曲あるし。

7位 小さな生き物

多分ファン評価はそこまで高くないアルバムだけど個人的にはかなり刺さった。とにかく優しくて、でもどこか切ない感じがほんとにドストライクだった。この時期のスピッツの苦悩みたいなのも感じつつそんななか背中を押してくれる歌達に時々救われたくなって聞いてしまう。ただ、地味なことは地味なので世間的評価がそこまで高くないのもまぁそうだろうなって感じ。刺さる人には刺さる、って感じのアルバム。余談だけど通して聴いた時に最後の僕はきっと旅に出るで思わず泣いてしまったことがある。

6位 フェイクファー

かなり好きなアルバムだけど前半の流れが良すぎてスーパーノヴァ~ウィリーの流れが少しダレる(特に謝々!とウィリーがあんまり好きじゃない…)。あと運命の人はシングルバージョンのほうが好き。ベストから入ったからそっちに慣れちゃったのもあるけど、少し物足りなく感じてしまう。それ以外は文句なし。特に表題曲のフェイクファーは超名曲だと思う。

5位 ハヤブサ

最初はあんまり好きじゃなかったけど何度か聴くうちに好きになったアルバム。カッコよくて勢いのある曲と、切ないバラードのバランスが良い。甘い手は最初聴いた時スピッツの曲にしては長めだし正直かったるい曲だなぁって思って飛ばしてしまったんだけど最近は気にならなくなってきた。ただ、宇宙虫だけは未だに「この曲いるか?」って思ってしまう。ロックな曲が注目されがちなアルバムだけど地味にジュテーム?が好きです。

4位 ハチミツ

純度の高いポップにところどころ毒が入ってる完成度の高いアルバム。正直こっから上のアルバムはそこまで順位に差がない。何度聞いても飽きないし、文句の付け所もこれといってない。てかロビンソンが埋もれるアルバムってなんだよ、凄すぎだろ。強いて文句を言うとすれば愛のことばや歩き出せ、クローバーみたいにところどころ戦争を匂わせる曲があるのがあんまり好みじゃないかなぁってぐらい。どっちもいい曲なんだけど個人的に戦争とか規模が大きすぎるトピックが匂わせ程度でも入ってるとちょっとうわ…ってなってしまう。平和ボケって思われそうだけど自分と遠い世界の話過ぎて感情移入が出来ない。とはいえこのアルバムがなかったらもしかしたらスピッツにハマっていなかったかもしれないという、自分の中では大事なアルバム。

3位 名前をつけてやる

これもかなりの名盤。日本の名アルバム100選みたいなのにだいたいランクインしてるイメージ。歌詞はかなり尖ってるのに曲はポップで聞きやすくて、何気なく聞くと「!?」ってなる曲が多い。アルバムの構成も申し分ない。この曲順でラストに魔女旅に出るが来るのが最高(正直曲単体だとそこまで名曲って感じがしないけどこのアルバムにこの位置で入ってるからより人気な曲になってると思う)。あとこの頃の作詞センスはほんとにずば向けてる(プールとか、あわとか)よくこんな歌詞が書けるなぁと純粋に感心してしまう。しかも捨て曲一切ないよねこのアルバム。

2位 空の飛び方

構成がほんとに素晴らしく完成されているアルバム。空も飛べるはずと青い車のシングル2曲がアルバムの前半後半に上手く配置されていて1枚を通してストーリー性を感じさせるのも最高。個人的に迷子の兵隊、ヘチマの花あたりの曲はあんまり好きじゃないんだけどこのアルバムだと「ちゃんと通して聴かなきゃな」って思うから飛ばさずにしっかり聴いてしまう。ハチミツがポップの中に毒を入れたアルバムならこっちは毒をポップで隠してますみたいなアルバム。毒っ気が強い方が好きなので順位的にはこっちのが上に来た。しかし青い車はほんとに名曲だよなぁ…この曲を聴くためだけに何度もこのアルバムを聴いてしまう。

1位 インディゴ地平線

自分の感性にドストレートにぶっ刺さったアルバム。自分の中では恐らく変わることのない不滅の1位。子供のような純粋な心を持ちながら、大人に成長していく中でもがいて苦しんでいるようなそんな青臭さを感じる。時期的にも世間的評価と自分たちのやりたい音楽のギャップだったり、制作に難航したりと苦しんでいた頃らしいのでそんな苦悩が曲にも反映されていて、この時期のスピッツにしか作れないであろう唯一無二の作品だと思う。当時のバージョンだと音がこもってて聞こえ辛くその辺りが評価を下げる要因になっていたらしいが自分はリマスター版で聞いたのでそこのところは特に何も感じなかった。リアルタイムで聞いてたらもしかしたら自分的にも評価が変わっていたのかも。あと、ファン的には「チェリーは蛇足」と感じる人が一定数いるらしいが個人的にはさほど気にならなかった。夕日が笑う、君も笑うで締めるのもいいとは思うけど、そんなことが気にならないくらいチェリーが名曲すぎる…外すくらいなら絶対入れたほうがいい。

以上、スペシャルアルバムを除くフルアルバムのランキングです。文句や不満点ばかり上げてしまったけど大前提として全部好きなアルバムではあるので、好きなところ上げてってもキリがないしなぁ…って感じで書きました。

しかしこう見るとアルバムの数多すぎだよね…自分はわりと新規のファンなので追って聴くの時間はかかったけどスピッツの曲って大体が3~5分くらいの曲だしアルバムも1時間未満のものばかりなのでわりと聴きやすかったです(それ故に甘い手は「この曲長!」ってより感じてしまった…)。

機会があれば曲のレビューみたいなのも書きたいけど自分の語彙力がなさ過ぎて多分無理だな…


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