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年間読書量130冊のワーママが語る、読書から得られる文章力アップのコツ

これまでの働き方は、対面での会話や電話が多かったため、日本人特有の「その場の雰囲気」「空気を読むこと」で、言語化できなくてもなんとなく理解してもらえることが多かったと感じています。

ところが、テレワークの浸透により、メールやチャットを介してコミニュケーションを取る機会が多くなりました。
しかし、文面からは相手の表情や声色が分かりません。
私も、自分の頭の中に散らばっている思考を言語化することの難しさに驚きました。

私は子どもの頃から作文や感想文はかなり得意で、書けば賞状をもらえていました。
自分に文章力がないなんて思ったことがなかったのですが、メール1つ書くのに、長ければ30分かかるという状況でした。

…文章書くの、むっず!!
めっちゃ時間かかるやん!!

といった状態。

そこで、「なぜ文章が書けないのか?」を掘り下げ、読書を通じて文章力をアップする方法を記事にしました。

①課題を持って読書する

これまでの私の読書の仕方は、ただストーリーを読み、あー面白かった、感動した!勉強になったな〜!
と言うインプットのみ。
後でアウトプットする、または何かに役立てようとする目的で読んでいないので、文章が頭の中を通り過ぎて行くだけでした。

そこで、この本から何を学びたいのか、読んだ後実践できることを見つける、という課題を持って読むことを意識しました。

例えるならば、今日の夕食のメニューを決めずスーパーをぶらぶらして献立を考えるのではなく、今日はハンバーグとコーンスープとサラダを作ろう!というように、目的を持って店内に入るイメージです。
そうすると、著者が伝えたいことにアンテナが立つようになります。
学校の先生が「ここ大事なとこやからマーカー引いとけよ〜!」と言ってたところを自分で見つけられる、という状態です。

メールや文章を書き、送信前に「マーカーを引いて読んでほしいところ(自分が相手に伝えたい要点)」が含まれているかという視点で読み返すことをお勧めします。

特に、メールはびっしり書きすぎて文章量が多すぎると、ビジュアルとして相手に読む気をなくさせてしまちがちです。
できるだけ必要のない文章は削ぎ落として、要点のみ伝えることを意識するとスッキリして読みやすくなります。

②ロジカル思考が身につく

これは対話でも感じることですが、話の時系列がバラバラだと、何を質問されているのか読み解くのに苦労します。
逆に、自分が質問する立場である時は、紙に書き出してみて頭の中をいったん整理することをお勧めします!
書き出せないうちにメールを書き始めても、恐らく手が止まります…

よく例えられますが、空→雨→傘を意識して話を組み立てると、ロジカルな文章になります。
空が暗くなってきて(空)、雨雲が出ているので(雨)、傘が必要ですよ(傘)、という具合です。

ロジカル思考は、こちらの本が薄くて絵も多く、分かりやすいです!

③語彙力が上がる


これこそが読書から得られる最大のメリットだと思っています。

新しい言葉や言い回しに触れないと、頭の中に蓄積されている語彙や表現の数は変わりません。
語彙力がないと、回りくどい言い方になったり、専門用語などを分かりやすい言葉で噛み砕いて説明できないなど、コミュニケーション齟齬が発生してしまいます。

子どもが言葉を覚えるのと同じく、正しい言葉をシャワーのように浴びることで語彙力は上がっていきます。

語彙力アップやロジカル思考は、一朝一夕では身につかないな、というのが私の感想です。
毎日少しずつ、薄く薄く重ねていくことが大切。

気が向いたら、試してみてください(^ ^)

そして、昨日の記事を読んでくださった方、ありがとうございます!
私にとっては、歯磨きや洗顔同じくらい習慣化している読書ですが、どなたかのお役に立てる情報発信ができたのなら、こんなに嬉しいことはありません。

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