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漫画を1000冊保有するワーママによる、BLEACHから学ぶ多様性


私の趣味は読書です。

小説やビジネス書も読みますが(最近はもっぱらビジネス書ばかり)、何より漫画が大好きです。

私が子供の頃は、今のようにインターネットなんてなく、テレビのチャンネル権も父親が保持。
また、親の方針でゲームも買ってもらえなかったので、娯楽と言えば漫画を読むしかありませんでした。

6歳ごろから漫画を読み始めて30年以上。
我が家は夫も漫画が大好きなため、蔵書は1000冊ほど(床が抜けそうやわ)。

そんな私の好きな漫画トップ5の中に、BLEACHがあります。BLEACHの最大の魅力は、登場人物のキャラクターの強さと、個性豊かな斬魄刀にあります。

夏季休暇中にやりたかったことの1つが、BLEACHを再読すること。
ちょうどジャンプで読み切りが掲載されたことがあり、SNSでも話題になっていますね。

改めて読み直してみて、護廷十三隊はダイバーシティが実現された集団だなと感じました。
特に隊長格は、多様性の宝庫。
乱菊や砕蜂といった女性隊長・副隊長もさることながら、東仙(目が見えない)、浮竹(体が弱く最前線に出られないこと多し)といった、一般企業ならリーダー職に就くことはかなり難しいであろうと思われる人たちが隊長を務めています。

そして忘れてはならないのは狛村。
もはや人ですらなく、人狼です。
多様性と言わずして、何と言うのでしょう。

そして素晴らしいのは、隊長・副隊長を支える一般隊士たち。
自分の隊長と他所の隊長を比較することなく、ただそれをありのまま、受け入れているところ。
これこそが、ダイバーシティーの目指すべき姿だと思います。

ただ、目の前の敵と戦うのではなく、「なぜ戦うのか」を自らに問い、それぞれが自分の頭で考えている。
自分の命を落とすかもしれない戦いの場に身を置くのですから、ある意味当然ともいえます。

隊長が部下である一般隊士を守る姿。
副隊長が、隊長のピンチに助太刀する姿。
この戦いが一皮剥ける大勝負だと見極めた時は、じっと見守る隊長の姿。
そして、それぞれの体に課せられた役割もあったりします(四番隊は救護専門、二番隊は隠密機動を兼務)。

それぞれの正義、それぞれの流儀。
読めば読むほど、会社員として働く私たちの姿に重なって見えるのです。

あぁ、やっぱり私はBLEACHが大好き。
自分が死神だったら、京楽率いる八番隊に入りたい。

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