見出し画像

生きる意味は「わたし」が「あなた」に与えること。

少しずつ木々が色づいてきました。残念ながら標高が高い地域はそれほどきれいに紅葉は彩らない様子。

でもそれって人間の一方的な都合のいい理屈だから。色なんか関係なくて、自然はそこにあるだけで尊いものです。

そこにあるだけで何かを与えてくれる。それは酸素や水などの生き物が生きていく上で必要なものだったり、その美しさだったり。

画像1

「わたし」がいるのは「あなた」に与えるため。

わたしが存在しているのは、目の前のあなたに持っている能力を使って豊かさを与えるため。なにかの役に立つため。

他に理由はなくて、与えるという体験をするために「わたし」と「あなた」がいる。


自分の願いなんて叶えなくてもいい。

ここにいる目的は「あなた」に与えることだから、夢や目標なんか持たなくてもいい。自分の状態がどう変化するなんてことには意識を向けなくてもいい。

求めているのは「与えること」なのだから、夢や目標がなくても全然いい。いまこの瞬間、誰かと一緒にいるだけで生きる目的は達成できる。存在の意味を見いだせる。


宇宙の願いは「わたし」が「あなた」に与えること。

宇宙全体の願いがそもそも「与え合う」という体験なのだから、個人の目標なんてどうでもいい。

誰かと一緒に存在しているだけで願いは叶っているし、それだけで充分奇跡が起こっている。特別で有難い出来事に包まれている。


その体験こそが生きる意味。

生きる意味とは「与える体験」だ。しかもそれはそんなに難しくない。存在するだけで与えられるものはたくさんあるから。

誰もが赤ちゃんの頃、ただそこにいるだけで人を喜ばせることができていた。その延長線上にいまがあるのだから、いまだって同じように存在するだけで喜ばせればいい。その感覚を思い出せばいい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?