ディズニー英語システム(DWE)の金額・契約した理由やメリットデメリット
こんにちは。複業フリーランスのさつきです。
先日とあるマタニティ向けイベントで勧誘された、『ディズニー英語システム(通称DWE)』の営業を受けました。私はフルパッケージを契約購入したのですが、DWEの金額や支払方法、注意点などを備忘録としてまとめておきます!
お友達にもDWEに興味ある方が多いようなので、営業受ける前の情報収集として役立てていただけたら嬉しいです!
今回契約したフルパッケージの金額
皆さんが1番気になるのは、DWEの金額の高さと支払い方法、支払期間ではないでしょうか?今日提案いただいた資料には9タイプのパッケージがありましたが、私が契約した商品の総額や支払い例を紹介します。
上記に加えて限定特典として、ついてきたのは次の2つです。
【合計金額】
892,000円(税込981,200円)!!!
ほぼ100万円という衝撃的な金額でしたが、払い方は基本的に分割リボ払いを提案されます。
また、上記商品に加えてWFクラブ(ワールド・ファミリー・クラブ)という会員制度があり、WFクラブの月会費は別途かかります。
※WFクラブに加入した理由は後述しますが、内容は他の方が書いたブログ記事がわかりやすいので貼っておきますね!
WFクラブの内容▼
【WFクラブの会員費】
マタニティ会員:無料
ベイビー会員(出産月の翌月から支払い):月1,200円(税込1,320円)
正会員(正誤19か月目から):月3,100円(税込3,410円)
支払い方の例
フルパッケージで100万円弱、そしてWFクラブの会員費が月1200円~かかるので、最初はかなり驚く金額ですが、ディズニーの営業さんは以下の分割プランをごり押ししてきました。
上記画像の中ほどにある3パターンがおすすめの支払い方法だそうです。
①月5500円+ボーナス時に44,000円/支払回数92回/総支払額1,206,102円
②月6400円+ボーナス時に38000円/支払回数94回/総支払額1,208,584円
③月12,500円+ボーナスなし/支払回数98回/支払総額1,215,926円
ここで注目してほしいのは、支払期間の恐ろしい長さと金利です!!
③の98回払いを選ぶと8年弱の支払いとなり、234,726円も手数料がかかる計算となりました。
豊富な契約特典
基本パッケージ、WFクラブにあわせて、今回トータル9つの特典をつけてもらえました。
①マジックペン対応の絵辞書(絵本)
②プレイアロングセット
③マジックペン対応のステッカーブック
④マジックペン対応のおしゃべりするミッキーぬいぐるみ
⑤ブックケース(フルセットが全部おさまる/幅93センチ×高さ109センチ×奥行40センチ)
⑥ミッキー&ミニーマイクセット(マイクではなくABC Blocksにしました)
⑦ミッキー・メイト(DVD、CDのポータブル機器)
⑧ミッキーのベビーチェア(マタニティ特典)
⑨ぷーさんのリュック(イベント後~営業を受けた特典)
全てもらうためには、一定ランク以上のパッケージを購入したり、その場で申し込んだりしなくてはなりません(細かい条件は割愛します)。
このおまけの中でも、個人的に気に入ったのは次の3つです。
テーブルの上におけるサイズのプレイヤーです。DWEのCDやDVDをかけっぱなしにすることを考えたとき、持ち運び式かつミッキーで可愛い!というのは、購入の決め手にもなりました。
こういうプレイヤーは単品で勝手も数万円すると思うし、実物を見た感じけっこうしっかりした作りで、実家や旅行にも持ち運べそうなのが良いなと思いました。
次に気に入ったのが、このぷーさんのリュックです。先日のマタニティイベントで、営業の自宅訪問をOKした人にプレゼントとなっていました。
もっとぺらぺらの安物かと思ってたのですが、触るとふわふわで厚手、想像以上にちゃんとした作りだと感じたので満足してます。
これも普通にランドで買ったら、2~3000円とかしそう。
3つ目に気に入ったのは、こちらのミッキーのベビーチェアです。
まだ妊娠中だからこそベビーチェアを自分で買おうとも思っていなかったので、もらえるなら有難くいただこうと思いました。
こちらも普通に買ったら、数千円はしそうかな?
なぜ契約・購入したか
DWEの金額は、営業さんが自宅訪問する前に調べていたのですが、やはり第一印象は「さすがディズニーは高い!」でした。それでも購入を決めたのはなぜか、私なりの考えや調べたことを紹介します。
私なりの英語教育への考え方が固まっていたから
まず、私自身が中高生のころから英語が1番好きな科目で、大学は英語英米文化学科に行っています。留学はしなかったものの異文化コミュニケーションに興味を持っていたし、中高時代はアブリルラヴィーンやBSB、ブリトニー、エミネムを聞いて育ちました。
大学~社会人の頃はストリートダンスをやっていたので、ディスコやファンクミュージックを聞きまくり、系統は違いますがアリアナグランデの大ファンで、洋楽を通して英語にふれてきました。
また、海外旅行は数少ないですが、セブ島2回にサイパンに行ったこともあります。たくさんは話せなかったけど、海外に遊びにいくなら語学が出来た方がいいよねということを、当たり前の価値観として持っていました。
これらの経験から、私は英語教育に対して次のように考えています。
この大前提の考えがあったからこそ、今回そこまで抵抗なく「話を聞いて良かったら使おう」とシンプルに思えました。
反対に、両親が英語苦手すぎたり、英語がうまくできなかった後悔がありすぎると、英語教材に対する不信感とか不安が大きくなってしまうのではないでしょうか。
英語塾や習い事よりも日常に取り入れやすいと思ったから
次に考えたのは、インターナショナルスクールやオンライン英会話、ECCのような英語塾よりもDWEの方が日常に取り入れやすいと思ったためです。
大前提として、英語教育は一定のインプットが必要なことは知っていましたが、DWE曰く基礎力を身に付けるために必要な時間は約2000時間です。
DWEならCDやDVDをはじめ、ブロックのおもちゃやミッキーのしゃべるペン、絵本、工作、シール、塗り絵など五感を刺激しながら遊んでもらえるので、1日3時間ずつ使用すれば2年間で2000時間に到達できます。
仮に週1時間の英語レッスンを月4回通ったとすると、英語に触れられる時間は2年間でたったの100時間です。時間数の割には、月謝が数千円~1万円近くかかるので、個人的には無駄だと感じてしまいます。
また、「英語=習い事、レッスン」と捉えてしまうと抵抗を感じてしまいそうだし、通ってくれない・短い授業に集中してくれない場合に親がストレスを感じてしまいそう(せっかく通わせてるのに!)となりそうだと思いました。
そのため、習い事・レッスンとして英語と向き合うよりも、日常に取り入れやすいおもちゃや音楽で学べるほうが効率的だと私は感じました。
どうせやるなら早い方がいいと思ったから
英語教育は小学校で義務化されています。
小学校から大学まで、ずっと英語と付き合って行かなくてはならないと考えたとき、始めるなら早い方がいいと思ったのが購入の理由の1つです。
また、赤ちゃんのときは日本語も英語も、耳から聞いて同時に覚えることができます。一度、日本語が定着してから英語を覚えるのは、かなりハードなものです。
数学や日本史などと異なり、語学の勉強はとにかく幼少期に耳から自然に馴染ませるべきと思っていたので、マタニティから始めちゃえばいっかと思ったわけです。
YouTubeを見せたくなかったから
DWEを購入した理由に、YouTubeやスマホを見せたくないという思いもありました。
いくらデジタルネイティブといえども、隙あらばスマホでYouTubeを見る赤ちゃんに違和感を持ちまくっていました(考えが古すぎ??)
テレビや動画を全く見せたくないわけではありませんが、せっかく動画を見せるなら、勉強につながるものが良いかなと思ったのも購入に至った理由の1つです。
そもそも私が、あまりテレビを見ないので…だったら好きな音楽や英語を流したいなと思いました。
体験イベントや留学に参加したかったから
冒頭でお話しした有料の会員制度「WFクラブ(ワールドファミリークラブ)に入ると、クリスマスや季節のイベント、演劇鑑賞や留学、サマーキャンプなどに参加できます。
生まれてくる子どもが興味を持つかは不明ですが、純粋に私が参加したかったというのも購入決めての1つです。ネイティブの先生と親の私もしゃべりたいし(笑)、サマーキャンプとかアウトドア系も予定があえばぜひ行ってみたいアクティブな性格なもので、、、
反対に、ママ友つくるのが無理、忙しいし有料イベント面倒くさいという方はWFクラブなしで中古購入が良いかもしれませんね。
ちなみに、WFクラブに入ると教材保証がついてくるので、絵本が破れても壊れても無料で交換してもらえます。また、ネイティブの先生と英語電話ができるし、検定制度(CAPと呼ばれている)を受けていくことで習熟度が可視化できるのもいいなぁと思いました。
英語の勉強は長期戦になるので、CAPの試験を受けながら、少しずつでも成長実感を親子で感じていくのが続けるポイントのようです。
卒業式はディズニーのアンバサダーホテルとかでやるそうなので、けっこうモチベーションも高まりそうだなと思いました。
※CAPの検定については、先輩ママのブログが分かりやすかったです
事前に調べていた使用上の注意点
営業の方がうちに来る前にDWEの悪い口コミや使用のコツ、SNSの投稿に一通り目を通していました。情報収集して分かった注意点もあわせてご紹介します。
①親の協力が必要不可欠
DWEを紹介するとき「CDを流して放置しておくだけで英語が話せるようになる!!」と豪語している方もいましたが、これは間違いだと思います。
長く続けるためには、子どもがCDやDVD、英語の絵本や声の出るミッキーペン、シール遊びなどに関心を持ってもらえるよう、親が誘導しなくてはなりません。
私の子どもは生まれていないので、どのくらいミッキーに興味を持つかは未知数です。もしかしたら「ミッキー嫌だ!アンパンマンがいい!」と言うかもしれません。
ネットの口コミで失敗した例の多くが「子どもに飽きられてしまった」「親が一緒に英語のゲームしたり、英語のお歌をうたうのが難しかった(そもそも親が英語苦手)」「CDじゃなくてついYouTube見せてしまった」というものです。
子どもが飽きても、うまいこと誘導して粘り強くミッキー英語を使い続ける根気と継続力が無ければ、100万円が無駄になってしまうので注意が必要です。
②インプットとアウトプットの流れを作る
英語のCDとDVDを見聞きしていても、ぺらぺらにしゃべれるわけではありません。私は中学生から洋楽を聞きまくっていましたが、アウトプットの練習をしなかったときは、もうさっぱり話せませんでした。(しかもアウトプットをサボればすぐ忘れてしまうもの)
営業の方にも言われましたし、ネットの口コミにも書いてありましたが、インプットだけでなくアウトプットの時間もたくさんとらなければ効果は出ないようです。
先ほどの「①親の協力が必要不可欠」の話ともつながりますが、アウトプットのためには親のサポートが重要になります。
お歌をうたう、英語の先生に電話をかける(会員になると無料でネイティブと電話レッスンできる)、英語のカードを使って英単語を読み上げてもらい録音して聞かせるなど、さまざまなアウトプットが必要になります。
①と②をまとめると、親が英語に興味があって、積極的にサポートして継続する仕掛けを作ってあげて、すぐに成果を求めず(そんな簡単にしゃべれないよ)、長期戦でとことん付き合ってあげて、教材をフル活用しながらインプットとアウトプットを繰り返すことが重要なんだと分かってきました。
私はお試しの教材を触ったときに、「あ~この教材なら赤ちゃんが興味もたなくても、私が使いたくて自分で遊んじゃうな」と感じたので、子どもと一緒に使うハードルはそこまで高くないと思っています(まぁ何年もやったら私が先に飽きるかもしれないですが笑)。
なので、体験でCDや教材に触れる機会があれば、「子どもが興味持ってくれなくても、自分が主体的に教材を使いこなして一緒に勉強できるか」という視点で、選ぶといいんじゃないかと思いました。
③リボ払いは超危険なのでお金の決断は慎重に
記事の冒頭で、トータル金額と分割時の総支払額を紹介しましたが、ディズニーの営業トークに身を任せて分割払いしまくるのは危険です。
再確認ですが、フルパッケージの金額は892,000円(税込981,200円)!!!
おすすめされた分割払いの③月12,500円+ボーナスなし/支払回数98回/支払総額1,215,926円を例にすると、98回払いで8年弱の支払いとなり、234,726円も手数料がかかる計算となります。
さらに継続している間は会員費が月額3400円ほどかかるので、8年やったら30万は超えてしまいそうです。
ぶっちゃけ8年も払い続けて、20万以上も無駄に利息を払い、会員費用に30万超で140~150万円?!と考えると恐ろしいです。リボ払いは極力やめておきましょう。
とはいえディズニーの営業さんは悪気もなく「月謝6000円とかでバイリンガルになれるしECCや他社はもっと高いですよ」と言ってきます。ここは冷静に計算をして、払えるならなるべく一括払いをしたほうがいいです。
ちなみに私は出産前で現金を100万も目減りさせたくないので、8月の出産時点でもう1度貯金額を見直して、払えるだけ頭金を入れようと思っています。そして産後2~3か月で復帰予定なので、そこからハイスピードで前倒し返済して、できれば年内か来年度中に払い終える計画でいます。
なお、契約から4か月間は支払いの猶予をくれる規約があるようです。一度、口座から一括引き落としに設定をして、4か月後の金銭状況を見て電話をし、カード払いやリボ払いなどに変更が可能です。
※支払のルールは営業さんに再度確認するのがおすすめです。
④ちょっとでも迷ったら他社比較をおすすめ
ここまでマタニティハイのように熱く語ってきましたが、ぶっちゃけ私はディズニーオタクでもないし、DWE信者でもありません。
約100万円の元をとれるか?と聞かれたら、「元をとる気持ちで私が主体的に英語を勉強しちゃうぞ」とは考えていますが、友達全員にこの商品をおすすめできるかというと、ちょっと違います。
少しでも「英語を一緒に学んでサポートできないかも」「そんなにマメじゃないし継続できる自信がない」と思ったら、早まらない方がいいです。
また、DWEさえ使えば英語がネイティブになると信じ込んでる人も危険だと思います。「この教材で、英語嫌いにならなければいいよね」くらいの期待値じゃないと、万が一英語の習得ができなかったときに親が凹むと思うんですよね。
それでも試してみたいなら、メルカリで中古購入でもいいかもしれないです。または他社の英語教材で安いものもたくさんあるので、1度比較された方がいいと思います。
私は比較するのが面倒だったのもありますが、比較する手間賃もこの100万に含まれてると考えた感じです。そしてリボ払いではなくて貯金を使って先行投資・完済できそうだったのも購入の決め手です。
貯金が全然ないのに、迷いながら購入するのは本当におすすめできません…。ディズニー営業の方は、「児童手当を支払いにあてましょう」とか言ってきますが、冷静に考えて児童手当は別でとっておいた方がいいですよね。
まとめ
今回は、備忘録&友達ママに説明するためにディズニー英語システムを契約した経緯についてご紹介しました。
3日後には早速教材が届くので、今後は使用感などもレポしていきたいと思います。
友達紹介の制度もあるようなので、体験してみたいとか、使いたいけど心配という方はお気軽にお声掛けください!近所の人ならうちに来てDWE教材を見せることもできるので~!
おしまい。
1人ひとりが安心してその人らしく働ける世の中づくりをしていきます!社労士勉強中の励みになります…応援よろしくお願いします\(^o^)/