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「今こそ新聞かも」と思った

先日書いた「東京は別の国 東京でも別の国」に、いろんなコメントをいただきました。ありがとうございます。



最近、ネットで情報収拾している限り、「自分好みの情報しか取りにいかない(取れていない)」ことの弊害を感じています。弊害というより、危機感に近い。
私のSNSはプライベートではあまり使っていない。なので、できるだけ自分好みではないノイズを入れるように意識しているけれど、それでも、自分がフォローする人を選択している以上、どうしてもバイアスがかかると感じます。

私の場合、具体的には「30代〜40代の首都圏or地方都市在住の、メディアかマーケティング関係者の情報に触れやすくなる」と、感じます。
そういう人たちの情報ばかりに触れていると、いきおい情報の重み付けもズレてしまいがちです。これは、私のような「東京以外、メディア関係者以外の顧客(読者)」に届けなくてはいけない仕事をしている人間にはそうとう致命的だな、とうすうす感じていました。

この致命的感を最近ことさら強く感じたのは、News Picksさんの中吊り広告や新聞広告のコミュニケーションををみたとき。News Picksさんに代表される「こっち側」の媒体を自分の中心に置いていると(News Picksさんのコンテンツが悪いという意味ではなくて)、思っている以上に偏るなと感じたため。

もうひとつは、書評の仕事や企画の参考のために書籍を探す時、amazonやネットの口コミで書籍を探した場合と、書店で探した場合では、後者の方が圧倒的に(体感5倍くらいの確率で)有益な書籍や情報に出会う可能性が高いと感じたから。

とはいえ、ネット情報を遮断するのも現実的ではないし、それはそれで偏るのですよね。で、もう少し(自分のタイムラインよりは)フラットめな情報収拾を併用しようと思いまして、今こそ新聞かも、と思った次第です。

思った次第です、というか、いま申し込んでみた。
どうやら明日から配達されるようです。すごいな、新聞。

歩きながらケータイで購読申し込みしてる最中、たまたま通りを挟んだ朝日新聞さんの販売所で、小学生の男の子たちが、張り出してあったサッカーの記事を熱心に読みながら、日本が決勝トーナメントに進出できる条件について話していたのが目にとまりました。

新聞とった感想は、また1ヶ月後くらいにレポートしようと思います。
んでは、また。

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[本日のさとゆみ]
執筆 4時間 今夜はまだ書く。
それ以外の仕事 2時間


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