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参考書籍をどれくらい読むか

インタビューをさせていただく前や、原稿を書く前に、参考書籍を読むことがありますが、この数が意外と半端ないです。


インタビューさせていただく方が過去に出された書籍だけでも、結構な数になります。中には10冊も20冊も出されている方もいらっしゃるので、その場合は今回の取材に関係が深い書籍の優先順位を尋ねて、3〜4冊ピックアップして急ぎ拝読します。



インタビューさせていただく方のことを知るために読む資料とは別に、編集さんと「共通言語」を持つために読む本もあり、実はこっちも相当な量になります。

「こんな方向性にしたい」と言われたベンチマーク書籍や、競合になりそうな書籍や、シリーズものなら過去のシリーズ、それからはじめてご一緒させていただく編集さんの場合は、担当編集さんが過去に出された書籍もできるだけチェックします。

まだ2年程度のこの業界なので、確信は持って言えないのですが、実は、この「編集さんと共通言語をもつこと」は結構大事な気がしていて、編集さんがおっしゃる「あの本のあの構成の雰囲気」ということがわかると、目指す方向がズレにくいような気がしています。



と、なると、ざっと月に20〜30冊は読まなきゃいけない本があって、実際、なんだかんだと、それくらい読んでいます。みんなはどうなんだろう。

アーティストやタレントさんの原稿を書く方だと、参考書籍だけじゃなくて、舞台や映画やドラマなども観なきゃいけないので、もっと大変なのだろうなと思います。私は書籍だけなので、比較的、楽。


とはいえ、最初はその時間がなかなか確保できず、苦労しました。


が、この書籍のお手伝いをさせていただいて、書籍を読む時間をしっかり確保できるようになったんですよね。


「仕事の速い人が絶対やらない時間の使い方」(昨日、3刷のご連絡がきました! わーい、うれしい)


具体的には、理央さんから「15分の空き時間は隙間時間じゃない。まとまった仕事や読書ができる時間だから、スマホをいじってその時間をつぶさない」ということを教えていただのですが


それを意識するだけで、1日1冊は余裕で読めるようになりました。




担当編集さんに「一番思い入れのある書籍はどれですか?」と聞いて読むのが、とても楽しいです。編集さんの思い入れのある一冊を読むと、その編集さんのことをもっと好きになります。

編集さんのことを好きになると、仕事がもっと楽しくなる。


[本日のさとゆみ]

取材 2時間半

企画ミーティング 1時間

原稿執筆 2時間半

ゲラチェック 1時間

関連書籍読了 1冊


これから書籍の打ち上げ行ってきます。

→追記 ワイン4杯、日本酒1杯


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