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JR東海、最終赤字1920億円予想 通期で初

2020三月期決算において、純損益1920億円の赤字になる見通し。

通期での赤字は国鉄民営化あとはじめてのこと。

JR東海単体での売上の90%は東海道新幹線が稼いでいる。新型コロナウイルスの影響は甚大。

コロナは落ち着きつつあるが、経済へのダメージはここからが本番かもしれない。従業員やその家族への影響とか。

国鉄時代の赤字は、1966年度に始まったものがある。

原因は、自動車や航空機との競争、さらには企業としての副業の制限。

私鉄のように不動産流通部門の黒字で支えるということができなかった。今では東海を除くJR各社は、鉄道事業以外の売上比率が高いから、鉄道会社でありながら会社を支えているのは鉄道事業じゃないといえるのかも。

そういった意味でコロナの打撃が一番大きいのはJR東海といえるし、今後リニア事業に傾倒していくのかも一考が必要かもしれないですね。

以上、ワールド・ビジネス・サトライトでした。

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