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さとやまコーヒーのビジョン

さとやまコーヒーは、生産者と消費者どちらも笑顔にすることで循環型社会の実現を目指すコーヒーブランドです。

『生産者の笑顔』
世界のコーヒー農家2500万人が誇りを持って仕事できる未来をつくる

世界にはコーヒー栽培に携わる人が少なくとも2500万人おり、コーヒーで生計を立てている人は1.25億人いると言われています。

そしてコーヒーは世界的に飲まれ続けている飲み物です。
日本はアメリカ・ドイツに次いで、世界で3番目にコーヒーを消費しており、国内だけでも年間約30億杯も飲んでいる計算に。

しかし長年大量のコーヒーを生産しているはずの現場は、インフラが全く整っていませんでした。

ここにコーヒー業界が抱える課題があります。
コーヒー生産者には対価がきちんと還元されていないことです。

生産者が価格決定に関わることが難しく、働いた分に見合った対価が還元されない現状があります。
コーヒーの値段の相場は、投資家たちが取引をする先物市場でその時期の収穫量などをもとに算出されます。そこで決まるコーヒーの値段には、生産にかかるコストが考慮されていません。
結果として、若年層は農園から都会へ離れてしまう現象も起きています。


それなら、生産者サイドと連携して彼らと一緒に価格を決めよう。
そうすれば適正な対価も支払うことができる。
さらに自ら買い付けに行くのでおいしいコーヒーを確実に手に入れることができる。
そういう経緯で、私たちはダイレクトトレードに挑戦しています。

また生産者は自分がつくっているコーヒーが、消費国でどう飲まれているのか知らないことが多いです。
品質が高いコーヒー豆は輸出用として国外に出て行ってしまうため、本当においしいコーヒーを飲んだことがある人も少ないです。

以前、私たちが買付けて日本で焙煎したコーヒー豆を、エチオピアに持ち込んで振る舞ったことがあります。
飲んだ彼らは「こんなに美味しいコーヒー飲んだことがない」と感動を伝えてくれました。

生産者とも消費者ともつながる僕たちは、生産者に「あなたのつくっているコーヒーはこんなに美味しくて、こんなに人々を喜ばせているんだ」と言うことを伝えたい。

僕たちは、彼らが労働に見合った対価をもらえるだけではなく、農園地域や消費者にとって、とても大切な仕事をしているということを誇りに思える。
そんな未来をつくることに尽力したいのです。

『消費者の笑顔』
"飲むほどに暮らしが豊かになるコーヒー"で飲み手をヒーローにする

僕たちは、直接取引だからこそおいしいコーヒーを届けることができます。

しかし、それだけではなく、私たちは"飲むほどに暮らしが豊かになるコーヒー"を実現することを目指しています。

コーヒーは1度飲んでしまえば手元からはなくなってしまいます。

でも、さとやまコーヒーを買ってもらうことで生まれた「生産者とのつながり」や「世の中へのインパクト」も一緒に消えてなくなってしまうのでしょうか?

そんなことは決してないはずです。

たとえば、さとやまコーヒーを300gお買い上げ頂くとコーヒーの苗1本を植えることに繋がります。その苗は数年後にはまた花を咲かせ、また別のコーヒー愛飲者に届くのです。
それから、さとやまコーヒーでは生産者に5.6〜12倍の対価を支払うことができています。私たちのコーヒーを楽しんでいただくことが、地球の裏側の生産者を笑顔にすることに直結しているのです。

私たちは、コーヒーを「消費」で終わらせたくない。僕たちのお客さんは、コーヒーを飲むほどに世界を豊かにしている。それを「実感」してもらうことこそ、私たちにできることだと思っています。
だから私たちは、おいしいコーヒーで飲み手をヒーローにしたいのです。

〜余談〜
さとやまコーヒーは秋田のコーヒーブランドです。
自分たちが採った山菜や仲間が育てたお米を囲むことの贅沢さを知っています。テーブルに並んでいるものに自分たちが何らかの形で携わった時の、誇らしさは計り知れません。
この豊かな実感をコーヒーでも感じることができないか、というのが私たちの挑戦でもあるのです。

生産者と消費者どちらも笑顔にすることで循環型社会の実現を目指す

私たちは、生産者と消費者どちらもの笑顔が社会を豊かにすると信じています。そして、そのために一番効果的な手段だったのが「ダイレクトトレード」です。

ダイレクトトレードなら、生産者に最大限利益を還元できるし、最高のコーヒー体験を提供することができる。
さらに、生産者と消費者が繋がることで、コーヒーをつくること/飲むことに「誇らしさ」が芽生える。
そんな仕組みをつくりたいと考えているのです。

だから私たちは独自基準のダイレクトトレードをする。

誰にもしわ寄せがいかないようにできるなら、そっちの方がいい。
そのために「生産者に適正な対価を支払う」「消費者をヒーローにする」「持続可能な栽培方法の美味しい豆を買い付ける」を同時にできるしくみが必要です。

だから私たちのダイレクトトレードでは、独自の買付基準を定めています。
①生産サイドと相談して「適正な価格」で買い付ける。
②アグロフォレストリーで地球に優しい。
③生産から販売までの「お金の流れ」が見え、消費者が納得感を持って買える。
④そんなことよりまずおいしい。

具体的な取り組みについては「さとやまコーヒーの取り組み」を見てみてください。

これからもビジョンの実現に向けての仕掛けをしていきますので、お楽しみにお待ちください!
最新情報は、各種SNSをチェックしていただければ幸いです!

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