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おいしさの秘密

さとやまコーヒーは、ダイレクトトレードを採用しています。
これは「循環型サプライチェーンを実現する」というコーヒーの未来をつくる取り組みでもあるのですが、その前に「おいしいコーヒーを届けたい」という想いがあります。

やっぱり、コーヒーの1番の魅力は「おいしい」です。
おいしいコーヒーを実現するためにも、ダイレクトトレードはとても有効な手段だと考えています。

おいしさの秘密①:日本では出会えないコーヒー豆と出会える

皆さんの手元に届くコーヒー豆のおいしさは、「生産地」でほとんど決まってしまいます。
1杯のコーヒーが出来上がるまでは「生産→焙煎→抽出」がありますが、焙煎と抽出は、コーヒー豆のポテンシャルを引き出す作業です。つまり生産段階で80点のコーヒーを焙煎・抽出の方法で85点のコーヒーにすることは基本的には難しいです。

となると、90点のコーヒーを届けるためには、90点以上のコーヒー生豆と出会う必要があります。

ダイレクトトレードだと、日本では流通しないコーヒー豆とすら出会うことができる。その中から、焙煎士自身が90点以上のコーヒーを選んで買付をする。これが「ダイレクトトレードだからおいしい」の大きな理由のひとつです。

おいしさの秘密②:生産から販売まで一貫した品質管理

通常、生産から販売まで6-7業者が関わるコーヒー業界では、コーヒー生豆の出来上がりからどんな状態変化をしているのかを把握することが難しかったりします。

さとやまコーヒーでは、コーヒー産地に足を運び現地の生産体制や品質管理を把握するだけでなく、自社で輸送・保管・焙煎のそれぞれで美味しさを損なわないようにコントロールしています。

おいしさの秘密③:カップの周りまで楽しむ - 最高のコーヒー体験を設計

私たちは、味覚的なおいしさだけが、最高のコーヒー体験をつくる訳ではないと思っています。

むしろ「カップの周り」を楽しむことこそ、豊かなコーヒー体験をつくる上で最も大切なものだと考えています。
代表大西のとても個人的な話ですが、秋田県で過酷な登山をしたあとに頂上で飲んだ何の変哲もないコーヒーが今までで1番おいしく感じました。

さとやまコーヒーでは「カップの周り」を楽しむための、いくつかの仕掛けを用意しています。例えば以下のようなものがあります。

  1. 冊子「おいしいコーヒーのレシピ」を同梱
    … "植えるところから"始まるコーヒーレシピ本です。ちゃんと、最後においしいコーヒーの淹れ方も書いてあります(笑)

  2. 生産者からの不定期レポートが届く(継続コース限定)
    … 地球の裏側の生産ストーリーをもっとリアルタイムにお伝えするために、レポートを書いてもらったりしています。生産者とつながるイベントや、生産者にメッセージを送れる機能も実装中です!

  3. ドキュメンタリーの作成
    … 生産地にいる人たちにとって、コーヒーってどんな存在なのだろう?コーヒー栽培の現場はどのようになっているのだろう?リアルをお伝えするべくドキュメンタリーを作成しています。

などなど、このほかにもまだまだ仕掛けをつくっていますのでお楽しみに!

味覚的にコーヒーをつくることは最低限。
それ以上に、さとやまコーヒーを飲んでいるときって「なんだか誇らしいよね」と言ってもらえるように、コーヒーの周りを楽しくして行きたいのです。


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