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歩く瞑想

Day11: 気付きの瞑想

今朝は、姉とのヴィパッサナー瞑想の1回目。
まずは、ヴィパッサナー瞑想とは?のお話。

気付きの瞑想=ヴィパッサナー瞑想

ヴィパッサナー:
vi ヴィ=ありのままに
passanā パッサナー=観察する

軸となる対象はあるものの、他に意識が飛んだら
それを捕まえる。
サマタ瞑想と違うのは、意識が飛んだ先から戻してくるということはしない。
絶えず飛び続ける意識を「追い続ける」。
勝手に飛んでいく意識を、観察し続ける、気づき続ける。

理論は↑こんな感じ。

「では、歩くヴィパッサナー瞑想をやってみよう。」と姉。
まずは、「歩く」を4つの行動に分ける。

右足が、離れる→移動→着地→圧(圧がかかる)
左足が、離れる→移動→着地→圧

離れる→移動→着地→圧 
足の4つの動きに集中し、一つ一つの動きを唱えながらぐるりと一周歩く。足がその動きをしたら、唱える。
足が離れたら、「離れる。」
移動したら、「移動。」
着時したら、「着地。」
圧力がかかったら、「圧。」

歩いている間に、見るもの、聞くもの、感じるもの、湧いてくる思いにラベリングをする。

タマゴ焼きが目に入った→情報
寒いな→感覚
ブ〜ン 車が通る音→感覚
お隣に回覧板回さないと→思考

ラベリングする理由としては、目に見たものや感じたことなどから連想してストーリー展開させないようにラベリングをする。

歩行をしながら、ラベリングすることを20分し続けた。
「疲れる疲れる〜💦」

まず、歩くという4つの動作、離れる→移動→着地→圧に集中しながら、見たもの、聞く音、突然湧いた思いなどにラベリングすると言うことが忙しい。
見たものはだいたい「情報」とラベリングできたが、「お隣さん」が頭に思い浮かんだ時、それをどうラベリングして良いのか戸惑う数分があった。数分後、結局これは「思考」なんだろうと片付いたが、とにかく忙しく思考も働きまくっていた20分間だった気がする。

姉曰く、初日は全然戸惑いがあるのが当然だという。
なので、私も戸惑ったままでとりあえずいる。

Day12: 歩く瞑想

ヴィパッサナー瞑想2日目。
一人で歩く瞑想をする。
歩く動作を4つに分け、
離れる→移動→着地→圧を感じながら歩く。

歩きながら目や耳から入ること、感じること、思うことをラベリングする。
昨日は、歩く瞑想を下を向いてやっていて首が痛くなってしまったので、今日は前を向いて歩いた。
昨日はダイニングとキッチンをぐるぐると回っていたが、今日は田の字型の古民家の我が家を大きく回るルートにした。
キッチンを歩く、雑多にキッチン雑貨が並ぶ。それらを見るたびに「情報」とラベリングする。
キッチンは一番奥まっている場所でひんやりとした空気を感じる。

ひんやりを感じる→「感覚」
畳の部屋を歩く。
畳がミシミシときしむ→「音」
時計のチクタクが聞こえる→「音」
縁側に近づくと一気に光が入ってくる→「光」
眩しい→「感覚」
日の当たる廊下を歩き暖かさを感じる→「感覚」
廊下の埃が目に入り、あ、掃除機かけようと思う→「思考」

歩いていることをしつつ、目や耳から絶え間なく入ってくる事、湧いてくる感覚や思い。昨日はラベリングという整理をすることに忙しかった。今日は少し慣れてきて、ラベリングがスムーズにいく。
ラベリングをすることで、自分の感覚や思いがそれ以上ストーリー展開されないと言うことも、なんとなくわかる気がする。
カラフルなブランケットを見て、「色」とラベリングをした。そのことはそれで完結されて自分の思考がそれ以上展開していかない。そのうちに次々と景色は変わり、様々な物に目が入り、たまに何かの音が聞こえる。
「情報」、「情報」、「情報」、「音」、「情報」、、、、

これって外でやってみたら、どうなるのかな?
溢れる情報量に忙しくなるのかな?
明日は、外を歩いてみよう。



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