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裏山の奥の奥へ

お正月の休みボケがやっとこ抜けてきて、日常を取り戻し始めた。寒気も少し緩まり、朝からポカポカ陽気な日曜、夫と近所の神社へ新年のご挨拶。

「今年もどうぞ宜しくお願いします。」

あまりにも陽気が良いので、
「ちょいと、裏山の奥まで行ってみようか。」

家に戻り、靴を履き替え裏山へ、

裏山の上の方にそびえ立つおじいちゃん椎の木にご挨拶。
「今年も、どうぞよろしくお願いします。」
ポンポンと優しくたたく。

この椎は、裏山のテッペンの目印の木にしている。
「これより先、入るべからず」の木。
この先は、うっそうとしていて獣たちの領域。🐗
普段は、自分一人でこの椎の木の奥の林へ入ることはまず無い。🦌
前にご近所さんと奥へ入って行った時は、ツタやイバラが覆う場所もあり、ナタをガシガシと入れながら道なき道を進んで行った。

あれから一年以上経つ。奥はどうなっているのだろう??
うっそうと茂っているだろうからと、腰のナタとノコは、いつでも抜けるようにしておく。

ケモノの形跡は確かにあるある。
思いのほか、尾根の道はいつの間にか誰かに整備されていた。夫の予想では、地元の森林組合の仕事かも知れないよ。とのこと。

整備された林道は、木漏れ日が入り、木々の緑がキラキラとなんとも素敵な林道となっていた。
まだたくさんの人に歩かれていない分、地面もフカフカと歩き心地もとても良い。
それはそれは清々しい散歩となった。

午前中の気持ちの良い散歩ですっかりエネルギーチャージされ、午後は畑しごとをするとしよう。
畑しごとは、ガリガリに乾燥した固い土を耕すという仕事。
まずは、ガシッと鍬を入れる。その昔、石垣があったらしくたまに、頭くらいの大きさのドデカ石が鍬にカツンとあたる。重い石を取り除くのに苦労をしたが、ひと通り石も硬い根っこも取り除き今度は、文明の力、耕運機に頼る。
硬くなった土をかき混ぜる。
ゴロゴロ、ゴロゴロ、、、

休みに入ってから、ガッツリ畑しごとをしていなかったので体がなまっていた。夕方頃になると、早くも体がキシキシッときしむよう。こりゃ、明日確実に筋肉痛だ😅 

作業を終え、耕運機についた泥を水で洗い流しながら感じる程よい疲労感。家に戻り、真っ先にお風呂を沸かす。
ザブンとお風呂に浸かるなり、「気持ちぃ〜しみいるわ〜😊」と、みるみるうちに体がほぐれているような感覚。

疲労感がほぐれる中、充実感も感じる良い日曜日でした。^^
また明日から、引き続き土づくりがんばるぞっと!

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