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最近飲んだナチュラルワイン-75

飲食店で水もらう時に「おひや」っていうじゃないすか。じゃあ常温の水をもらいたい時は「おぬる」って言えばいいんだろうと思い、でもおぬるって言ったことも言われたこともないから、いつ言われても良いようにイメトレだけはしっかりやっていこうと思っています。

・イタリア、ヴェネト
・ヴィーニ・サンタ・コロンバ
・イル・モーロ2017/カベルネソーヴィニヨン、メルロー

シルキーで上品。バニラっぽい香りやら中程度のタンニンやらもチャームポイントですが、口当たりがとにかく素敵です。

この記事を書いている11月22日の午前10時半現在、カフェでは主婦たちが「いい夫婦の日」の話をし始めたところです。「別に何もしない」んだそうです。「○○さんの旦那さんはイケメン」だそうです。「でも最終的には顔じゃなくなる」んだそう。「私なんて最初夫に会った時『ない』と思ったもん」とも。つまり「顔じゃない」んだそうです。現場からは以上です。

・日本、岡山
・ドメーヌ・テッタ
・ペルラン・ロゼ2020/安芸クイーン82%、マスカット・ベーリー・A14%、その他6種4%

テッタのロゼ。可憐なまとまりですが、スモモのような酸味があって飲み飽きないです。それからラズベリーやら木苺やら。

先ほどの続きですが、「〇〇というパティスリーは何を食べてもハズレがない」そうです。聞いたこともない名前だったから、するりと秒で頭から抜けて、今となっては記録できない。でも「〇〇のクリームパンも超絶」らしいです。そのパン屋も知らないので記録できない。でも思い出したように「妹は今日が結婚記念日」の人もいるらしく。でもどの人が言ったのか、主婦たちの方に顔を向けて聞いているわけじゃないから分からない。てか、誰のこともよく知らない。

・西オーストラリア、マーガレット・リヴァー
・パトリック・サリバン
・ジャンピング・ジュース イエロー/ソーヴィニヨン・ブラン

なんとも面白い一本でした。アロエとかのニュアンス。植物の茎的な青い雰囲気がたまりません。トロピカルな明るい印象もあるから、研究者気質と愛想を兼ね備えていて、でもやっぱり軸はアロエ感で、自分としては社交なんてせずに研究だけして生きていたいんだと言われているようでした。ワイン側のエゴも十全に理解できる、生きづらそうで美味しい一杯

さて、主婦たちは一人また一人とカフェを後にしていきます。いつもこの場所で集合しているのかな。グループラインで集合がかかるのかな。彼女たちとは今後も同じ場に居合わせることがあるだろうけど、会話をするようなことはなさそうで、それが寂しいような気もしてきました。クリームパンの美味しい店を見つけてきたら、私も仲間に入れてもらえるかしら? クリームパンのことを考えていたら、無性に温かくてしょっぱい汁気のあるものが食べたくなった。無論、福そば一択である。

福そば (人形町)

それにしてもあったけえ蕎麦が美味え季節。紅生姜天が断然のおすすめも、とろろにしたって抜群の幸福です。「ふ、福そばって知ってますか」って今度主婦たちのスイーツの話に割り込んでみようかしら。


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