「ボトルネック(制約)」を学んだ本
はじめに
今回は下記の本についてです。
『ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か』(エリヤフ・ゴールドラット著、ダイヤモンド社)
『ザ・ゴール コミック版』(エリヤフ・ゴールドラット著、ダイヤモンド社)
この本は、全世界で1000万人が読んだそうです。
日本版が解禁された2001年の発刊以降、日本でもベストセラーになりました。
しかし、日本語版が発売されて20年経つ現在は、この本を読んだことがないひとも増えているのではないかと感じることがあります。
「ボトルネック?なにそれ?」みたいな反応を受けることがあります。
ボトルネックの考え方
この本ではボトルネックについて述べられています。
どんなことでもがんばれば全体の生産性があがるわけではなく、一部のボトルネックが全体の生産性を制限している。
ボトルネックの改善に注力することが全体の生産性を上げる。
ボトルネックを改善したら、ボトルネックが移動することもある。
本のストーリーを読むと、ボトルネックの大事さが分かります。
コミック版も読みましたが、原作の雰囲気を残しながら読みやすくできています。
ボトルネックは至る所にある
本を読んでから、自分の仕事やプライベートを振り返ると、至る所にボトルネックは存在していることに気づくことができます。
私は、仕事ではITシステムのボトルネック解消で体感することがよくありました。
システムごとに様々な要素がボトルネックになります。
また、プライベートでも、ボトルネックを改善することで「壁」を乗り越えてきました。
特に情報処理技術者試験は3つの壁を乗り越えることで高度試験を多数クリアできました。
昔からこのボトルネックの考え方に気づけていたら、壁を乗り越えるスピードが上がったと個人的には思います。
また、英語のボトルネックは単語になることが多いと思います。
英語学習においては、素晴らしい教材が生まれ続けています。
私の実体験としては、単語がおぼえられないひとでも、英検一級レベルのむずかしい単語でも、確実におぼえられる方法がボトルネック解消のためにほしかったのでした。
しかし見つからなかったので、自分でボトルネックを解消するために方法を編み出すことになったのでした。
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