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『史上最強の哲学入門』(著者:飲茶)「レヴィ=ストロース」を読んで。

こんにちは佐藤です。今日も飲茶さんの著書、
史上最強の哲学入門』を読んだ感想を書きます。
トップの写真は「レヴィ=ストロース」です。

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 本書では30人の哲学者が紹介されています。
この30人を、毎回1人ずつを紹介しています。

第9回は「レヴィ=ストロース」
西暦1908年頃のベルギー出身の哲学者です。

 レヴィ=ストロースとサルトルは友人でした。
そでもサルトルに疑問を持ち掛けます。
君の言う歴史なんて本当にあるのかい?

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 そもそも、レヴィは人類学者であった。
歴史とは「西洋の歴史」を指していることが多く、
そこだけの指摘はレヴィには受け入れ難かった。

 西洋では歴史とは過去から未来へ一直線だが、
東洋では歴史とは「」のように繰り返すもので、
象徴的な本質を抽出するものだと考えられている。

 そうすると、歴史が唯一絶対的に正しい真理に
辿り着く道ではなく、たった1つの真理を目指す
こと自体、ナンセンスなのではないかと。

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 まとめ
・真理や理想はそう簡単には作れない
・歴史の見方も、西洋東洋その他色々違う
・真理は1つの方向で進む訳ではない

 今回のレヴィ=ストロースという人は、
正直今まで知りませんでした。ただ内容は面白く、
哲学が発展していく過程を見た気がしました。

(525字)


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