アイルランドの深さ vs イギリスの深さ
七色の神
前回手塚治虫の七色インコについて語りましたが
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その漫画の頭の中にはなれなかったエピソード「ゴドーを待ちながら」というのがある。
これはサミュエル・ベケットというアイルランドの劇作家が書いた演劇。
現代劇作家で最高の劇作家といわれているようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%99%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88
後に僕はこの劇をイギリスで見ました。
ベケットはアイルランド出身だからイギリスとは関係ないかと思われるかもしれませんが、アイルランドとイギリスの文化は非常に似ています。なにせ隣の国ですし、北の一部分はイギリス領。
この作品は非常に面白い。
ある頭の悪そうな2人の男がゴドーをひたすら待つはなし。
ゴドーとはゴッド。つまり神の事。 神がくればすべてが解決すると願い、待ち続ける。でもいつまでたっても現れないという皮肉たっぷりの話です。
登場する5人のやりとりがとても意味深い。
いつの時代でも問いかけられる「疑問」を僕らに訴える。
劇もよいですが。この映像作品はすごい好きです。
英語の勉強にでも。
https://youtu.be/izX5dIzI2RE
“So! There you are again.”
“Am I?”
<これは訳せない…
それが英語、言語の面白いこと。
「またおまえ、やってきたな!」
「そうなの?」
とでも訳せるかな。
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