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スーツケースで血が流れる

生徒が冷たい

ドローイングの17歳の生徒と彼女の母親が現われる。彼らはレッスンのときに二人で仲良く家にやってくる。

僕はある家のドアを開いた、たぶん彼らのうちであろう。 ドアの前にはらせん状で絨毯のひいた日本の家のような作りの階段がある。そこを二人は下に歩いてくるのだ。
白と黄緑と紫と不思議な組み合わせの色のふわふわたしたモダンな服をきて二人は僕を凄く冷たい目で見下す。

僕にはようがないかのように。

外にでて、僕は彼らにどうしたらいいかわからず距離をおいてついていく。

旅をしなくてはいけないようで、落ち着きながらあせっている。
人が行き来するせわしない階段の脇につんだスーツケースをむりやり二人を引きおろす。

勢いでスーツケースは落ち、下にいた日本人らしい高齢の女性に激突し、あたまがぱっくりわれ血を流して倒れた。

さすがの彼らも驚いていた。

そこではぼくは僕がいたことに何かしら問題を起こした。この事件の引き金になったのではないかと罪悪感を感じた。

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