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先生疑似体験 - 数学の先生 ②

話を夢に戻す。

うっすらとSatoshi Dáteと英語で僕の机に書いてあった。

右には誰もいない。

相変わらず誰かがしゃべっている。ぼくはひたすら無視してる。

その机の上には、大きな箱型で背の高いテープデッキのような機械が置いてあった。しょうがないから僕は右端に試験用紙を置いた。周りはカセットテープだらけだった。こぼれないように僕は試験の用紙の上にカセットテープを一つか二つおいた。


そこではっと気づいた。 


いったいどうやって採点をしたらいいのかわからなかった。数学なんか不得意だし。これはら僕がしなきゃいけないのか、担当者がやるもんではないのか?


先生という職業はこんな退屈なものなのだろうか?


先生は教える職業ではなくて、事務作業と答え合わせをただただするだけで、上(Government)からもらった文章を話すだけなのだろうか? 教育とはそういうものなのだろう。感じの良さそうな先生に後で僕の疑問を聞いてみようと思った。


なに、しばらくしたらなれるさ、数学もこれから勉強すればいい。


別の場面に移る。

これからワークショップに出なきゃいけない。そのワークショップの中では僕は子供であった。絵を描かなきゃいけない。初級中級上級とあり。どれかのクラスを選ばなければいけない。 いつもこうだ、決まりの後にまた決まり。


世の中は常にこうなのか?なんで生まれた瞬間に選択を強いられるのか?


続く>

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