海外の漫画を下げて日本の漫画を良いように言うな。
おいらは日本の漫画に愛想が尽きた。真面目な主人公を襲う悲劇や人間の暗い部分や残酷な描写を未だ描いているものが人気になるからである。
ただ、愛想が尽きた理由はそれだけでは無い。
最近のYoutubeでは日本の漫画やアニメを賞賛して海外の漫画やアニメを蔑むような動画が増えてきたからだ。
確かに海外では日本の漫画は人気かもしれない。しかし海外の漫画やアニメを蔑むのは如何なものかと思う。
おいらは昔からカートゥーンネットワークを見ておりアドベンチャータイムやおかしなガムボールなどに心を躍らせていた。なにしろストーリーはわからなくてもぶっ飛んでいても楽しい気分になれるからだ。
そんなカートゥーンのキャラクターの造形はポップで可愛らしく動きも楽しい。それに動物キャラもたくさん出てくるからケモナーのおいらとしては嬉しいことこの上ない(おいらが特に好きなのがアドベンチャータイムのジェイク)。
それに主人公もクズだろうが間抜けだろうがなぜか好きになってしまうから不思議だ。本来なら日本の漫画では敵キャラであるはずの奴が主人公や主人公の友達になっているのに。
そんなおいらは日本の漫画を下げたくは無いのだが今日の日本の漫画というのは形式にとらわれているようで自由な発想が出にくくなっていると思う。
まだ漫画やアニメが子供のためのものであった頃、日本の漫画は自由で明るい内容のものが多かった。古き良きカートゥーンみたいにね。
でも劇画や大人に向けたような漫画が出回り始めた頃から表現上の自由というものは次々と消えていったように思える。
ジャンルが開拓され尽くしたというのもあるが漫画に対する漫画家たちの暗黙のルールが蔓延ったのも原因だと思う。
前に日本の漫画を性的だと批判していたアメコミ作家の発言を聞いたこともある。その発言は言い方は汚かったし自分も嫌な気分にもなった。
だが確かに少しは合っているところもあるかもしれないと思った。一部の異世界漫画やラブコメなんて外見至上主義だし男が女性をハーレムやらで支配しているようにしか見えない場面もあったからだ。
(注 これはあくまで一個人の意見です。異世界ものには名作も多く存在しますので全ての異世界ものを男尊女卑だと否定する趣旨の発言ではありません。)
女性は男にとって都合のいいものではないしそういう一部の漫画を読んで不快になる女性もいるかもしれない。
(注 強い女性が出てくる漫画は数多く存在し人気の作品もあります。これはあくまで一個人の意見なので聞き流してもらっても結構です。また表現規制を推進する意図はありません。ご了承下さい。)
あと女性について言えばカートゥーンの女性の顔がブサイクなどという意見も聞くがおいらは顔がブサイクだろうがなんだろうが性格が面白かったり素晴らしい性格であれば外見など関係ないと思う。
中身をしっかり持っておけばブサイクだろうが人外だろうが可愛かったり愛らしく思えるのだから不思議だ。
話を変えるがやはり日本の漫画を推すのならカートゥーンの長所も言った方がいいと思うし日本の漫画の問題も言うべきだと思う。
何かを上げて他を下げると言うのは日本人の悪い癖だ。まあおいらもこの記事で散々日本の漫画を下げすぎてしまったけど。
ただ日本の漫画も制約された中で自由さや多様性を考えついたからこそここまで人気になったのも事実だと思う。
おいらは劇画や大人向けの漫画によって自由が次々と消えていったと書いたがこれらの漫画を否定する意図は全く無い。
見方を変えればそれも一つの漫画の自由だと捉えることもできるのだから。
そんな日本の漫画とカートゥーンがお互いを蔑まずうまく影響し合ってより良いものが創られることがあればいいとおいらは思っている。
ちなみにこの記事を初めに書いたときおいらは自身の書いたケモノ漫画をある編集者に否定され悲しみの中にいた。なのでおいらが感情的に書いたこの記事を読んで不快になった人もいるかもしれない。
なので加筆修正をし注意書きを付け足しておいた。
おいら自身、表現規制には反対だし不快だからといってツイフェミやネット民のように暴言を吐くのも如何なものかと思う。
好きなものを好きだと言えたらそれでいい。
支離滅裂な文章だったけど今日はこれで。
ではまた。
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