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見えない変化

 つい最近まで猛暑日だなんだと騒いでいたのに、今じゃ上着があっても肌寒い。最後に蝉の鳴き声を聞いたのはいつだろうか。

そういえば8月末ごろ、家の外で元気に鳴くツクツクボウシを聞いて「秋だな」としみじみ感じたが、9月中ごろにはパタりと鳴き声を聞かなくなった。

今年は旅行など外に出歩く機会も多かったし、多少は季節の変化に気づいても良かったのに。知らないうちに周りは秋、そして冬へと向かっている。

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 ここ数年英語の勉強に励んでいるが、とにかく家ではあまり集中できない性質で、勉強する時は最寄のスタバをよく使う。

スタバでは最近脱プラの観点で、FSC認証紙の紙ストロー導入や蓋なし提供を実施している。僕自身、幼少期からの興味関心や家庭環境も影響してか、こうした環境問題に対し強い問題意識を持っている。

賛否両論あるみたいだが、僕の場合は、多少飲みにくくてもストローの機能が担保され、脱プラに少しでも貢献できるならとすんなり受け入れてしまった。(FSC認証基準の曖昧さなど、紙ストローにも問題はありそうだけど)

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 現代の便利さは、地球環境の犠牲の上に存在すると言っても過言ではないだろう。

今日、環境問題への意識が高まりをみせている一方で事態は進行している。世界中の政府や企業が研究開発を進めているが、どうやら僕ら一般市民も努力が必要な時期に差し掛かっているようだ。とはいえ「産業革命以前の生活様式に戻す」なんてことは、ほとんどの人が受け入れられない。「まずは身近にできるアイディアを実践しよう」というのが現在の潮流である。

スタバが紙ストローに替えたところで、地球全体のプラスチックごみの総量は大して変わらないかもしれない。だが、問題意識が世界中に広がり、世界基準の新しい当たり前を創造できたらどうだろう。

今は世界が動き出したばかり。暫くは効果を実感できる日は来ないかもしれない。だが10年20年と続ければ、確実に実感できる変化はあるはずだ。そんな日がくることを願い、僕も今できることをしようと思う。

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 正直「こんな文章を書いて大丈夫か」と不安である。

だが自分はどうやら、好きなことをとことん突き詰め発信することが好きらしい。テニスや環境問題に関する海外の情報をキャッチアップするために英語を勉強し、発信手段としてnoteの執筆活動も再開した。

「継続は力なり」

自分が変わるためにも、できることを続けていきたい。

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