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2on1 for Fast Break (2/6)

2on1 In-Line Defense vs. Passing

2対1 インラインディフェンスに対するパッシング

このドリルの約束事

  • オフェンス、ディフェンスともに同時にスタートし、ディフェンスはオフェンスよりもゴールに近いラインで折り返す。

  • ディフェンスはボールマンとゴールをつなぐインラインを守る。

  • インラインを守られたボールマンは味方へパスをする。

  • ボールをキャッチしたときにインラインが空いていればレイアップシュートを狙うが、空いていなければ味方へリターンパスをする。

  • シュート時にディフェンスの様子を判断する。

  • ディフェンスはパスに合わせてポジションを変え、ボールマンのインラインを守ろうとし、シュートに対してブロックショットを狙う。

  • ディフェンスはボールマンを諦めずに追いかける。

  • シュートを打ったもう一方のオフェンスはオフェンスリバウンドを狙う。

  • 約束事を徹底して守る。

練習したいスキル

このドリルで特に身につけさせたいスキルは、インラインを守られた際のディフェンスの状況に基づいたパススキルです。
オフェンス1はディフェンスXがインラインを守ってきたら瞬時にオフェンス2へパスをします。このとき、ディフェンスとの間合いや、ディフェンスの手の位置に応じて、チェストパスやバウンズパスなど適切なパスを選択します。ディフェンスが必ずインラインを守ってくるので、ドリブルは用いません。パスを出すタイミングは、ボールをミートした際のステップの緩急で変化をつけることが大切です。
パスにあわせて、ディフェンスXはワンクロスのディフェンスフットワークを用いてポジションを変え、新たにボールマンとなったプレーヤーのインラインを守ります。シュートに対しては必ずブロックショットを狙います。
プレイの中でディフェンスが遅れてインラインが空いたら、オフェンスはシュートを狙いますが、自分の肩越しにディフェンスの様子をうかがうことを忘れずに、最後の瞬間まで状況を判断します。
シュートが打たれたら、もう一方のオフェンスは必ずオフェンスリバウンドを狙い、可能であればプットバックでのフォローを目指します。

練習したいスキルの説明文の中で『太字』になっている部分がこのドリルのキーワードとなります。練習中はこれらを強調し、プレイヤーに徹底して取り組ませることで、良いスキル、良い習慣が身に付くはずです。

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