2on1 for Fast Break (5/6)
2on1 Dribble Push + Offense Rebound
2対1 ドリブルプッシュとオフェンスリバウンド
このドリルの約束事
オフェンス、ディフェンスともに同時にスタートし、ディフェンスはオフェンスよりもゴールに近いラインで折り返す。
ディフェンスXはオフェンス2にマッチアップする。
オフェンス2はオフェンス1からパスを受けて1対1をする。
オフェンス2が必ずシュートを打つ。
シュート時にディフェンスの様子を判断する。
オフェンス1はオフェンスリバウンドを狙う。
約束事を徹底して守る。
練習したいスキル
このドリルで特に身につけさせたいスキルは、スピード豊かなドリブルプッシュにおける、ドリブルスキルとフィニッシュスキルです。
ディフェンスXはオフェンス2にマッチアップして守ります。オフェンス1はオフェンス2がスピードに乗ってドリブルプッシュできるようにリードパスを出します。オフェンス2はパスを受けながら積極的にゴールアタックし、レイアップでのシュートを目指します。ディフェンスXがミドルライン側にいれば(図1)アウトサイドハンドである左手でドリブルをつきますが、ディフェンスXがインラインへ入り込んできそうであれば(図2)ミドル側へ切り返し右手でドリブルをついて攻め込みます。
オフェンス2がシュートを狙う際は、肩越しにディフェンスの様子をうかがうことを忘れずに、最後の瞬間まで状況を判断します。
オフェンス1は、オフェンス2のシュートに対しランニングリバウンドを狙いますが、スペースをしっかり取ることと、ゴールの近くから打ったシュートはゴールの近くへ落ちるという特性を頭に置いて、オフェンス2が攻め込むコースの逆サイドへ飛び込みます。可能であればプットバックでのフォローを目指します。
練習したいスキルの説明文の中で『太字』になっている部分がこのドリルのキーワードとなります。練習中はこれらを強調し、プレイヤーに徹底して取り組ませることで、良いスキル、良い習慣が身に付くはずです。
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