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おかえりモネのモデル

ドラマでは東京と宮城県の登米を往復する若い医師が重要な役割を演じます。実はこの医師には実在のモデルがいます。ドラマの医事考証もしておられる「やまと在宅診療所登米」の田上佑輔医師です。
都市と地方を繋ぐ「循環型医療」のひとつのモデルとして地域医療に貢献しておられます。東大病院を飛び出して地方の地域医療に関心をもたれたきっかけは東日本大震災だったそうです。地方の医師不足の現実や医療格差の課題に気づかされ、都市部と地方を医師が行き来するアイデアを思いつき、実行に移します。
地元のカフェでの定期的な医療相談にも応じておられ、ドラマに登場する森林組合の一角のカフェはこのカフェがモデルだと思われます。今は宮城と東京・横浜を往復する毎日で登米の地域包括ケア体制に貢献しています。この辺り、ドラマの脚本家や作り手はよく現地取材しておられるのがよくわかります。

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