山本 総(Yamamoto Satoshi)

言語聴覚士。介護支援専門員。 株式会社明和ケアサービス:https://meiwa16…

山本 総(Yamamoto Satoshi)

言語聴覚士。介護支援専門員。 株式会社明和ケアサービス:https://meiwa1609.wixsite.com/lifesupport 想形会:https://soukeikai.jimdofree.com 栃木活分:http://tochikatsu.web.fc2.com

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【舌】過去ツイートまとめ②

①発話時と食事時で舌の運動性が異なる、ということは良くあります。運動の誘因になっているものは、フィードバックなのかフィードフォワードなのかという所に思いますが、口腔への介入の際にはそれぞれを分けて考えらえると、また臨床の幅が拡がるかも知れません。 ②個人的にはですが、舌については、あまり抵抗運動のような筋トレはしていないかも知れません。筋力が問題!と思った時は別ですが、基本的には「分離性」や「運動域」、「速度」あたりを問題点に感じることが多いかも知れません。 ③アクティブ

    • 【舌】過去ツイートまとめ①

      ①訪問でのSTをするようになって、発声のパターンが固定化して明瞭度が極端に低いという人を良く見ます。舌の随意性は良いのに、発声持続が難しくて内舌筋の分離性の不良さがより顕著になるパターンがとても多いです。 ②良く挺舌範囲を拡大させようとしてる場面を見ますが、下顎の代償で挺舌範囲が拡がってるように見えるだけで、横から見ると舌は全然突出されてませんよってことは意外と多いです。 ③舌は他の部位とは異なり、唯一3方向性に筋繊維が走っています。その最たる部分は、舌内部の分離性であり

      • 情報の密度という考え方(開口について)

        「〇〇さん、お口開けてもらっても良いですか?」 ほとんどの方がこれと似たようなことを言ったことがあると思いますが、患者さんに求める一つ一つの動作や言動について、そこから得られる「情報の密度を高める」ということは臨床においてとても重要だと思っています。 それが問題点へと到達するための臨床推論をより短縮し、自身の仮説を裏付け、患者様に対して最短でより効果的なリハビリを提供するための土台になっていると思っているからです。 摂食嚥下のリハの分野では、まだまだ十分にエビデンスとし

        • 姿勢が大切だなぁ…と思ったお話

          今回は嚥下障害や構音障害の患者様と関わる上で、僕が大切にしていることについて少し触れてみたいと思います。 大切にしていること自体はたくさんありますが、 その中でもまず一番大切にしているのは「姿勢」です。 これは発声発語器官が重力下の中で最も高位にあり、 姿勢による影響を受けやすい末梢だから、です。 姿勢の影響を評価出来なければ、今目の前で起こっている現象が「本当に発声発語器官による問題なのか」、「姿勢の影響を受けた結果なのか」判断することは出来ません。 これは何もST

        【舌】過去ツイートまとめ②

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        • 【舌】ツイートまとめ
          2本

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          noteはじめてみました。

          どうも皆さんこんにちわ。 言語聴覚士や介護支援専門員等をしている、山本と申します。 色々悩んだのですが、twitterの過去の投稿をこちらでまとめて補足してみたり、twitterでは書ききれないような内容のテーマ等について、こちらで投稿をしていこうと思っております。 今はまだ開設したばかりで何もありませんが、徐々に拡充していければと思っております。もし、「こういう内容が聞きたいです!」等がありましたら、是非教えて頂ければ有難いです。 また、初投稿にあたり簡単に経歴だけ

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