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#2 株式投資でよく聞くロウソク足をPythonで一緒に学んでみましょう!!!

こんにちは、投資エンジニアです。株式投資とプログラミングに関しての知識をNoteに投稿しています。アメリカ在住のIT企業で10年以上働いています。今回は、株式投資のチャートでよく見るロウソク足をPythonでプログラミングしてグラフ表示してみましょう☺️

今回の課題

過去一年のアップルの株価をロウソク足とボリュームを同時にグラフ表示してみましょう。

プログラミングの環境については、無料のThonnyを使っています。詳しくは、第一回目の投稿で案内しています。

ロウソク足について

株を始めるとYoutubeの動画やTwitterなどで、よくチャート分析📈している方を見かけますよね。ロウソク足のチャートを理解することはテクニカル分析の第一歩です。ローソク足は実は、江戸時代の日本で生まれたものです。その時は、米取引🌾に使われたと知られています。日本人は投資に不信感があるかもしれませんが実は食わず嫌いだけなのかもしれませんね😄

ローソク足をPythonでプログラミング

ロウソク足を表示するのには、Pythonのパッケージ”mplfinance”を使っています。リンクは下に貼り付けてあります(英語です)。

実際のコード

今回は、日本語で少し説明したいと思います。Pythonでプログラムを書く場合、importを使ってパッケージを導入します。このコードでは、panda_datareader, datetime, mplfinanceを使います。

# Author kurama007
# reference: https://github.com/matplotlib/mplfinance

import pandas_datareader as pdr
import datetime as dt
import mplfinance as mpf

次にpanda_datareaderを使ってyahoo financeからAppleの株を2020年4月21日から今日(2021年4月22日)までのデータを”df”に保存します。

df = pdr.get_data_yahoo("AAPL", dt.datetime(2020,4,21), dt.datetime.now())

それからグラフ表示します。ここでは、typeは'candle'(ロウソク足)を表示します。他にもline(線グラフ)などがあります。

mpf.plot(df, type='candle',
           title='Apple Candlestick',
           ylabel='Price',
           ylabel_lower='Volume',
           volume=True,
           mav=(1,15,30))

ここでmavは、moving average移動平均線です。1、15、30日間の平均です。自分の経験上15日か30日の平均線が好きです。一般人の給料の支給の周期と機関投資家の株の入れ替え時期、年金への投資のタイミングに合う可能性があるからです。

ロウソク足とボリュームのグラフ表示

上に書いたコードを実行すると、下のグラフが現れます。上部がロウソク足グラフで、下部がボリューム(株の買われている量)が表示されています。

3色の曲線は1日、15日、30日平均線です。アップルの株価だと15日周期に上げ下げがありますね。株価が上がりすぎるとだいたい平均線に戻る傾向があります。平均線以下に下がったときが株の買い時です。

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この上のグラフを拡大してみると、以下のようにロウソク足を分析できます。

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基本は、陽線(白い長方形)と陰線(黒い長方形)を見ます。陽線が右肩上がりに見られると株価が上がっているときであり陰線が出てくると株価が下がる傾向にあります。

コードのFile

すべてのコードはこの上に載せてあるのですが、PythonのFileをここに載せておきます。

今回はこれでおしまいです。改善点や今後の記事について要望がありましたらコメントをお願いします。

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