Bardが最強の機能を召喚!:Googleのツール自由自在
Bard最強のアップデートが来ました!
今回はGoogleの作るAIであるBardのアップデートについての情報です。
ChatGPTにはマネができないと言われる鬼拡張機能が装着されました。
この拡張機能は他国では利用できていたようですが、今回日本でも使えるようになりました。
その中で今回紹介するのはこの3つの拡張機能です。
Google Workspace
Googleマップ
youtube
Bardの拡張機能は、Googleの各種サービスとBardを連携できる機能です。
これにより、BardがGoogleの各種サービスから情報を取得して回答を生成できるようになり、ユーザーはBard上でより多くのことができます。
ここでは、Bardの拡張機能の「Google Workspace」「Googleマップ」「YouTube」の機能について説明します。
Google Workspace
Google Workspaceは、Gmail、Google ドキュメント、Google スプレッドシート、Google スライドなどのビジネス向けのクラウドサービスです。
Bardの拡張機能を使用することで、BardはGoogle Workspaceから以下の情報を取得できます。
Gmailのメール
Google ドキュメントのドキュメント
Google スプレッドシートのスプレッドシート
Google スライドのスライド
これにより、Bardは以下のことができます。
メールの件名や内容から、そのメールの概要を回答する
ドキュメントやスプレッドシートの内容から、その内容を要約する
スライドの内容から、そのスライドの概要を説明する
例えば、Bardに「Gmailで『旅行』というキーワードを含むメールを探して」と依頼すると、BardはGmailから旅行に関するメールを検索して、そのメールの件名や内容から概要を回答します。
また、Bardに「Google ドキュメントで『会議の議事録』という名前のドキュメントを探して、その内容を要約して」と依頼すると、BardはGoogle ドキュメントから会議の議事録のドキュメントを検索して、その内容を要約して回答します。
Googleマップ
Googleマップは、地図やナビゲーション、検索などの機能を提供するサービスです。
Bardの拡張機能を使用することで、BardはGoogleマップから以下の情報を取得できます。
地図上の場所
経路
交通情報
周辺の施設
これにより、Bardは以下のことができます。
地図上の場所の住所や緯度・経度を回答する
2つの場所間の経路を検索して回答する
交通情報をもとに、指定した場所までの所要時間を回答する
指定した場所周辺の施設を検索して回答する
例えば、Bardに「東京駅から新宿駅までの経路を教えて」と依頼すると、BardはGoogleマップから東京駅と新宿駅間の経路を検索して、その経路を回答します。
また、Bardに「渋谷駅周辺で美味しいラーメン屋を教えて」と依頼すると、BardはGoogleマップから渋谷駅周辺のラーメン屋を検索して、その中からおすすめのラーメン屋を回答します。
YouTube
YouTubeは、動画の共有や視聴を提供するサービスです。
Bardの拡張機能を使用することで、BardはYouTubeから以下の情報を取得できます。
動画のタイトルや概要
動画の再生時間
動画の再生回数
動画のコメント
これにより、Bardは以下のことができます。
動画のタイトルや概要を回答する
動画の再生時間を回答する
動画の再生回数を回答する
動画のコメントを要約して回答する
例えば、Bardに「最近話題のアニメの動画って何?」と依頼すると、BardはYouTubeから最近話題のアニメの動画のタイトルや概要を回答します。
また、Bardに「『プログラミング』というキーワードを含む動画を探して」と依頼すると、BardはYouTubeからプログラミングに関する動画を検索して、その中からおすすめの動画を回答します。
このように、Bardの拡張機能は、Googleの各種サービスと連携することで、Bardの機能をさらに拡張するものです。
これにより、ユーザーはBard上でより多くのことができ、より便利に利用できるようになります。
どうですか?
ネット上の検索結果だけでなく動画の内容を要約したり自分のGoogleドキュメントやスプレッドシートのデータまで活用できます。
マップとも連携されるのでリアルでも活用の場が広がります。
ChatGPTの場合はPLUSで有料課金すればある程度可能ですが無料のGPT-3.5では同じことをするのは不可能です。
無料利用であればBardの圧倒的な勝利でしょう。
では、それぞれ思いつくまま使ってみます。
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Googleドキュメントから電子書籍原稿のデータを読み込み要約してみた
まず、Googleドキュメントのデータを読み込んで要約してもらいましょう。
使うデータは現在作成中の電子書籍の原稿です。
Bardの拡張機能はそれぞれONに設定しています。
では、ドキュメントから原稿を読み込んで要約するプロンプトを入れてみます。
《プロンプト》
Googleドキュメントの「「みんなと仲よく」を捨てたら人間関係は楽になる」を読み込んでそのデータ内容を要約して箇条書きで書いてください
驚きですね、数十秒であっさりと回答してくれました。
あまりに普通に出てきたので疑ってしまいます。(笑)
今度は、ドキュメントのファイル内の「はじめに」の文章を出してもらいます。
《プロンプト》
Googleドキュメント内に「はじめに」の文章を出してください。
はい、見事に「はじめに」の部分だけを抽出してくれました。
この拡張機能があればいちいち文章ファイルをAIに読み込んだり、文章をコピペする必要がなくなります。
シームレスに文章ファイルとやり取りができます。
youtubeから欲しい情報をリサーチしてみた
次は、youtube動画を検索してもらい欲しい情報をリサーチしてもらいましょう。
今回調べてもらうのは「kindleを使った副業」についてです。
10件の動画を探してもらいます。
《プロンプト》
youtubeから「kindleを使った副業」について調べて最適な動画を10件紹介してください。
いやはやサクッと10件の動画を出してくれました。
でも、このままではGoogleで検索するのと同じなので、この中の1つの動画を要約してもらいます。
《プロンプト》
youtube動画「今、副業としてKindle本の出版がオススメのわけ by 清水Air」の内容を要約してください。
このプロンプトでは要約はできませんでした。
それでは、指示の仕方を変えてみましょう。
《プロンプト》
youtube動画から「kindleを使った副業」を探して一番最適な動画の内容を要約してください。
最後にもう一つURLを入れて要約してもらいます。
《プロンプト》
https://www.youtube.com/watch?v=llUjmKTK1S4&t=1s
の動画の内容を要約してください。
やっぱだめでしたね。
youtubeの動画要約はChromeの拡張機能を使うのがいいようです。
Googleマップで地図情報を出してみた
最後はGoogleマップからの情報を出してもらいます。
わたしはさぬきうどんのファンでうどん遍路もよく行きますが
今回は高松市内のうどんやさんで評価の高いお店を出してもらいましょう。
《プロンプト》
Googleマップ上で高松市内のうどんやさんで評価の高いお店を10件紹介してください。
いやすごいですね、するすると出てきました。(笑)
Googleマップも添えられています。
店舗情報や地図情報などをテキストで指示するだけで探し出してくれます。
コンテンツ作成の中で情報を探し出してもらう事で大きな時短が可能になります。
まだ、使い方があいまいなのでうまく出力できないものがありましたが
AIとドキュメントや動画、地図がシームレスに情報リサーチできるこのBardの拡張機能は神ツールとしかいいようがありません。
AIは利用する作業内容によって選択しますが、Bardを使う頻度が今まで以上に多くなることは確実です。
最後になりますが、もちろん無料で利用できます。神!
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