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《NFT》OpenSeaでNFTを販売時の費用:FREE MINTの時代は終了?
2023年12月現在のNFT MINTのガス代
今年の2月にOpenSeaにコレクションを作ってNFTのシリーズをつ2つ作りました。NFTは100作品をミントしてそれぞれをリストしていますが、
当時はミント(発行)リスト(出品)に対してはガス代(チェーン利用手数料)はかかりませんでした。
無料でNFTを発行して出品できていた時代です。
日本国内のNFTの不況が話題になってきたあたりから
NFTを放置していたのですが、どうやらミント、リストなどに
ガス代が必要になっているようです。
今回はそのあたりを調べてご報告します。
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2023年1月はフリーミント祭りでした
思い返せば、去年の12月暮れにしゅうへい氏のLLAC(Live Like A Cat)というジェネラティブNFT(プログラムで作る量産型のNFT)が2222体販売されました。
1体0.001ETH(イーサ)※当時約160円
という格安の販売でわたしもコレに参加してNFTに入門した次第です。
当時はOpenSeaでNFTを発行して出品することに対してガス代等の費用はかからず無料で作ることが可能でした。
だからこそ0円でNFTを販売するFREE MINT(フリーミント)が成立していました。
購入するためには購入者が数百円から2000円程度のガス代が必要ですから完全無料で購入できるわけではありませんでしたが
みなさんフリーミントの購入権であるAL(アローリスト)を
運営からいただくために努力していたのを思い出します。
この流れも、NFTの発行や出品にガス代がかかるということで
少なくなると思われます。
ジェネラティブNFTを22222体LIST(出品)すると驚愕のガス代になるでしょう。
ガス代が100円としても222万円以上の費用がかかる計算です。
それも、MINT(NFT発行)に対してもガス代がかかるということで
フリーミントという販売形態は厳しくなります。
新しいOpenSeaの料金体系
現在発表されているOpenSeaの料金体系を調べてみました。
利用するブロックチェーンによって変わると思うので
イーサリアム(ETH)ポリゴン(MATIC)について見てみました。
《イーサリアム利用時のガス代》
OpenSeaでNFTを作成や出品する際には、ガス代が発生します。ガス代は、イーサリアムブロックチェーン上での取引を行う際に必要となる費用です。
OpenSeaでNFTを作成や出品する際には、ガス代が発生します。ガス代は、イーサリアムブロックチェーン上での取引を行う際に必要となる費用です。
NFTの作成(MINT)
0.0003ETH〜0.001ETH(約10円〜30円)のガス代がかかります。NFTの画像や動画などのデータをイーサリアムブロックチェーンに記録する際に発生します。
NFTの出品(LIST)
0.005ETH〜0.01ETH(約150円〜300円)のガス代がかかります。NFTを販売用にOpenSeaに登録する際に発生します。NFTの所有権をOpenSeaに移転する必要があるためです。
NFTの価格変更
ガス代は発生しません。
NFTのキャンセル
0.001ETH〜0.005ETH(約30円〜150円)のガス代がかかります。NFTをOpenSeaからウォレットに引き揚げる際に発生します。NFTの所有権をウォレットに戻すために必要です。
コレクションの作成
0.005ETH〜0.01ETH(約150円〜300円)のガス代がかかります。コレクションの名称、説明、画像、ロイヤリティ率などの情報をイーサリアムブロックチェーンに記録する際に発生します。
コレクションの設定変更
0.001ETH〜0.005ETH(約30円〜150円)のガス代がかかります。コレクションの名称、説明、画像、ロイヤリティ率などの情報を更新する際に発生します。コレクションのスマートコントラクトを更新する必要があるためです。
コレクションの削除
0.005ETH〜0.01ETH(約150円〜300円)のガス代がかかります。コレクションの所有権をOpenSeaからウォレットに移転する際に発生します。コレクションの所有権をウォレットに戻すために必要です。
NFTのMINTやLISTとあわせてコレクションを作る時にもガス代がかかるようですね。あと、削除するのにもかかるのでしばらく放置がよさそうです。
うかつに変更などできなくなりました。
《ポリゴン利用時のガス代》
ポリゴンブロックチェーンは、イーサリアムブロックチェーンのスケーラビリティの問題を解決するために開発されたブロックチェーンです。そのため、ガス代が比較的安価です。
NFTの作成(MINT)
NFTの画像や動画などのデータをポリゴンブロックチェーンに記録する際に発生します。データのサイズや複雑さによって変動しますが、通常は0.00003MATIC〜0.0001MATIC(約0.0001円〜0.0003円)です。
NFTの出品(LIST)
NFTを販売用にOpenSeaに登録する際に発生します。NFTの所有権をOpenSeaに移転する必要があるためです。通常は0.00005MATIC〜0.0001MATIC(約0.00015円〜0.0003円)です。
NFTの価格変更
NFTの価格を変更する際に発生しますが、無料です。
NFTのキャンセル
NFTをOpenSeaからウォレットに引き揚げる際に発生します。NFTの所有権をウォレットに戻すために必要です。通常は0.00001MATIC〜0.00005MATIC(約0.00004円〜0.00015円)です。
コレクションの作成
コレクションの名称、説明、画像、ロイヤリティ率などの情報をポリゴンブロックチェーンに記録する際に発生します。データのサイズや複雑さによって変動しますが、通常は0.00005MATIC〜0.0001MATIC(約0.00015円〜0.0003円)です。
コレクションの設定変更
コレクションの名称、説明、画像、ロイヤリティ率などの情報を更新する際に発生しますが、無料です。
コレクションの削除
コレクションの所有権をOpenSeaからウォレットに移転する際に発生します。コレクションの所有権をウォレットに戻すために必要です。通常は0.00005MATIC〜0.0001MATIC(約0.00015円〜0.0003円)です。
※各ガス代はか各自で調べてから利用してください。
やはりポリゴンを使うとガス代はかなり安いようです。
多くの方がポリゴンを使っているようですが、流通量の圧倒的に多い
イーサリアムには魅力があります。
注目を集めるLINE NFTとは?
LINE NFTではLINEブロックチェーンを利用していて
LINE Payで支払いができるのでクレジットカードや銀行口座から簡単に購入できます。
OpenSeaと比較して圧倒的に利用のハードルが低いため注目されています。
LINE NFTの特徴
LINEアカウントで簡単に利用できる
LINE NFTは、LINEのアカウントを連携することで利用することができます。そのため、LINEを使っている人であれば、特別な手続きなしに簡単に利用を開始することができます。
LINE Payで支払いができる
LINE NFTでは、LINE Payで支払いを行うことができます。そのため、LINE Payを使っている人であれば、クレジットカードや銀行口座から簡単に決済を行うことができます。
LINEのブロックチェーン「LINE Blockchain」を採用している
LINE NFTでは、LINEが開発したブロックチェーンプラットフォーム「LINE Blockchain」を採用しています。LINE Blockchainは、イーサリアムブロックチェーンと互換性があるため、イーサリアムウォレットと連携してNFTを管理することができます。
LINE NFTのメリット
利用のハードルが低い
LINEアカウントとLINE Payがあれば、誰でも簡単に利用を開始することができます。
決済が簡単
LINE Payを使っている人であれば、クレジットカードや銀行口座から簡単に決済を行うことができます。
NFTの管理が容易
イーサリアムウォレットと連携することで、NFTを簡単に管理することができます。 LINE NFTは、これらの特徴により、NFTの普及を促進していくことが期待されています。
ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産の価格が爆上がりし始めています。
きっとNFT界隈でも注目を集める日がやってきます。
知名度もまだまだ低くて忘れ去られそうなNFTですが
将来を見越して参入するのであれば今がチャンスではないでしょうか?
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