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サトシ@還暦ブロガーはダイアルアップ時代から来ました


わたしのネット人生はVIPなコンピュータから

わたしがインターネットを触り始めた時代の話です。
どっぷり昭和です。(笑)
工業高校の電気科で情報処理を学んでいました。
その頃はパソコンではなくコンピュータでした。
コンピュータがまだパーソナルでは無かった時代です。
学校の情報処理室は6畳ほどの部屋で
冷暖房完備(教員室以外は冷暖房なし)のVIPな空間です。
そこに鎮座するのがミニコンピュータです。
小型の冷蔵庫ほどあったでしょうか
今考えるとデカい図体です。

記憶装置は紙テープ記憶装置で
昔のSF映画に出てくる小さな穴が開いた紙のテープが
ロールにまかれているアレです。
フロッピーディスクやCD、DVDなんてものは
影も形もない時代です。
あと紙カード入力装置です。
ナンバーズでマーキングしている紙カードが
それです。
プログラムはココにマーキングして
1ステートメントで1枚を塗り込んで
小さなプログラムでも数十枚のカードが必要でした。

出力はディスプレイではなく
プリンターで紙出力です。

究極はOSがありません。
オペレーティングシステム
今のWindowsやiosのシステムを動かすソフトです。
つまり、コンピュータと人間をつなぐソフトが無かったんです。
必要なのはFortranなどのプログラミング言語です。
紙テープにデータを保存するだけでもプログラミングが必要でした。
プログラマーでないと手も足も出ない代物でした。

そんな時代を経てしばらくしてインターネットという
言葉を聞くようになりました。

ネット回線は電話回線でダイアルアップ?

わたしがインターネッににはじめて触れたころは、
固定電話の回線にモデム
(PCのデジタル信号と電話のアナログ信号を相互変換する)
をつないでダイアルアップ接続でネットにつないでいました。

固定電話さえ知らない人が大半の現代ですから
インターネットを電話回線で通信すると言っても
何のことかわからないですね?

固定電話のモジュラージャックに線をつないで
電話の回線でインターネットにつないでいました。
その通信速度は驚異の56Kbps~128Kbps
単位がK(キロ)ですから現在の4Gの75Mbps〜100Mbpsの
M(メガ)1000分の1の速度です。(笑)

小さなソフトをダウンロードするのに数時間はかかりました。
当時はそれが当たり前でした。
インターネットの通信は恐ろしく発達しました。

①ダイアルアップ接続 アナログ電話回線(56Kbps~128Kbps)
②ダイアルアップ接続ISDN  デジタル電話回線(下り最大12Mbps、上り最大1Mbps)
③ADSL  アナログ電話回線(最高速度は下り50Mbps、上り5Mbps)
④光回線  (最大通信速度は1Gbps)
⑤4G 移動通信システム(75Mbps〜100Mbps)
⑥5G 移動通信システム(最大1Gbps)

コレを見てもらうとお判りいただけるかと思いますが
わたしは56Kbpsのネット時代からやってきました。
今の時代は多分SF映画の世界より未来です。
パラダイムシフトとかいうレベルでないほど
未来世界で生きています。(笑)

時代はまだまだ激変する

ネット世界はweb2からweb3へと大きな変化を目前にしています。
このわたしから見たら未来世界ですが
ここでもう一度激変するようです。
ブロックチェーン、NFT、DAO・・・
この変化は多分、私が見てきたネットの進化よりも
はるかにスピード感を持ってやってきます。
先ほどのお話は40年の時間が経過しています。
でも、今回の変化は数年で一気に変わるでしょう。

なんかワクワクしてきますね。
時代が変化する時はいろいろなチャンスが生まれます。
でも、そのなかに首を突っ込まないと
そのチャンスは見えません。
みんな、臆することなくこの変化に首を突っ込みましょう!

それでは、共にがんばろ!

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