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#121 読書録 リデザイン・ワークを読んでモノゴトってタイミング大事と思った話

こんにちは!今日はオレンジの表紙が目に止まってジャケ買いをしたリンダグラットンのリデザイン・ワーク新しい働き方という長いタイトルの本を読んだので読書メモを残します。

リンクはこちら。ジャケットがかっこいいですね。

本との出会い。最近の流れは、読書メンターであったりVOICYであったり、本の関連図書って流れが大半のなか、今回はジャケットに惹かれて。

一応、手に取って、さらりと目次とどんな語り口なのか?は読み、OK行けるって思い購入する流れです。リアル書店の場合は。

にもかかわらず、この本積読をしていました。2022年12月の第3刷を購入し2024年02月の1年以上あとに手を取りました。

そんな前提での読書録という事を前提におきつつ、誰かのこの本との出会いの参考になれば幸いです。


全体的な読後感

ページ番号も振られていない一番最初のページに、働き方をリデザインする気骨を持った全ての人にへ と書かれています。

結構大上段に構えて、組織変革の本か?と思っていると、在宅勤務は持続可能な働き方か?や在宅をすることによるジェンダーバイアスについて考慮すること!など個人レベルでの気づきも多いという印象。

そして、検討の為の問い。続いて新しい働き方のアクション。というのがセットになって展開される構造が好きです。

それと、今は2024年02月で読み、コロナは完全に落ち着いた状態で勝手なイメージ在宅を含めた働き方2.0が問われているイメージになっており、調度考えなければいけない論点が網羅的に書かれているので、組織変革レベルでも個人レベルでも刺さる内容が結構あります。

そして、フレームワーク好きには刺さるかもなと思いました。図解でたくさんありますw

気になったフレーズたち

自宅でもやる気を維持する方法

自分の働き方としては、在宅も出社もありがたいことに選べる状態ではあります。そして、最近は久々に3週連続出勤をしていた状況でもありました。

そんな中、自宅でもやる気を維持する方法っていうタイトルを改めて見て、そうだなー当たり前すぎてどうやって自宅でもやる気を維持するかって考えていなかったなと改めて気づきました。
(自宅だとやる気がでなくなるってバイアスではとも思いましたが、、、)

また、学びとして通勤の時間を利用して、一つのアイデンティティーから別のアイデンティティーへの切り替えをおこなっていた。それってバウンダリーワーク(境界線を引く作業)と呼ばれるものだという事が言語化されていたので、自分も境界線を意識してやってみようとなりました。

あまり、在宅の時に服装をシャキッとする気もしないのですが、好きなにおいやコーヒーに囲まれてスイッチを入れる(ある意味境界線を引く)という事もあるなと。

自分にとってのメリットは何か?

変革において大事な考える問いの一つは、従業員の多くが考える自分にとってのメリットは何か?を考えられているか。

という事がかかれていて、そのすぐ後に、やらなかったら会社が無くなる。という危機感の共有はそれどほ重要ではない。とあり、変革の8ステップが変革の王道という考えは今は変わってきているのか?という事が学びになりました。

確かに自社もちょっと前は100年に一度の、、、みたいな危機感の共有があった気がしましたが、今はなくなっている。。。

アプローチは結局手段であり、ありたい姿に対してどうしていくのが一番最適化を考え続けることだなと一定程度納得できました。

学び自体は本当に抽象化すると一般論になるのですが。

それって大切なことの本質は変わらないのかなとも。思い納得しました。

まとめ

タイトルにも書いたのですが、モノゴトにはタイミングが大事だなと思いながらこの本を読みました。

きっとこの本はコロナの真っ最中ぐらいに構想が練られたのかなと思い、それから一巡してから自分は手にとり色々と気づきを得ている。

ただ、日本という大きな会社としては変革が多くの場所で必要となりその核となる個をどう爆発させていくか?って問いにはいろいろな所で考え方のヒントになる事が書かれているなと思えたので、変革の第一人者でなくてもよい本だなと思いました。

だれかの参考になれば幸いです。

ではでは

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