#220 日航123便墜落 圧力隔壁説を覆すを読んでvol.1
こんにちは!けーたです。
今日は「日航123便 圧力隔壁説をくつがえす」を読み始めたので気づきや学びなどをnoteに投稿します。
〇どうしてこの本を手に取ったか?
この本を手に取る事になったのは「書いてはいけない」森永卓郎著の本を読んだ事に端を発します。
その本の中に、日航123便について自分が今まで聞いたこともないような説が書かれておりました。
その節で唱えている、日航123便は事故ではなく「事件」であるという、主張を支える根拠となる情報がこの本に書かれていると紹介され、自分で本を読んで、この件についてもう少し深く知りたいと思ったからです。
「書いてはいけない」森永卓郎著は大きな力を取り巻く空気がどのような結果を生み出すか、そしてそれが表に情報として出ない構造を作り出すかを理解しやすく解説されております。
もちろん、全てを鵜呑みにするのはどうかな?とは思いますが、これまでの自分の認識と対極を知る事ができたので私としてはおススメですの一冊です
〇どんな人におススメ?
私は日航航空機事故については、リアルタイムで記憶しているわけではなく、山崎豊子著の「沈まぬ太陽」でこの問題を知りました。
組合活動というモノの激しさを知る事がなかった自分には衝撃の作品でした。山崎豊子さんの作品もちょっと長いですが、この作品を皮切りに全て読むことになりました。
こちらも是非おススメです。
めちゃくちゃ脱線しましたが、日航機123便墜落について興味があるという方には是非おススメをしたいと思います。
今の時点て読了をしていませんが、もうこの事件について触れてくれるなという方には刺激が強そうな気がするのでおススメはしません。
〇インパクトが強かった内容
・墜落から二日後に「日航航空機墜落事件」とかかれた公文書を発見した
ここで大事なコトがいくつかあります。
1、公文書に「事故」ではなく「事件」と墜落から二日後に書かれている事
2、中曽根総理とロナルドレーガン大統領の書簡の中に「事件」と手書きでかかれていること
これは、1にもあるように国内報道はすべて「墜落事故」と報道している段階で、まだ何の調査もしていない段階で墜落から二日後に「事件」と書いていたという事が本書には書かれている。
これが事実であれば、異常としか言えない速さの処理対応と言わざるえないと感じました。
だれもがまだ何が起きたのか全貌が分かっていない段階で、他国アメリカ大統領に対して「事件」と書かれたモノがやりとりされるとすると推して知るべしかなと自分の思考が揺らぎました。
・中曽根首相の「私が合図するまで公式に発表してはならない」
情報の出される流れについてここで書かれている内容がすごく理解がしやすかった。
それは、中曽根主張が自分の合図するまで公式に発表してはならないという発言の違和感について指摘している。
通常は航空機墜落事故の事実を公式発表するのは日本航空株式である。また、その原因を調査するのは事故調査委員会の役割である。
それが、なぜか事故直後に中曽根総理に全て一元管理されている不思議を感じずにはいられない。
その意味で、作者の主張というより、その当時の情報の流れに違和感を感じずにはいられないという意味で、大変インパクトが強い内容である。
・世論が右往左往する中、重要証拠物の後部圧力隔壁は13日の段階で自衛隊により電動のこぎりで放射線状に切刻まれてしまった
いや、これはちょっと異常としか言いようがない事実だなと。
自己の検証をする為にも基本は現場を保持使用するのが通常にも関わらず、それ以外の事をしなければならない自衛隊員が一番最初に行ったのが現場ほごではなく、重要証拠案件の物的証拠を排除する。
これだけでも、相当何かあったよねと考えられてもしかたがないし、どんな目的でこれが命じられたのか、当時の状況の資料を自分で探してみたくなりました。
〇まとめ
やはり言葉の定義は今も昔も大事であり、「事故」と「事件」という言葉を未曽有の大事件が発生した際に、公式な書類の中で「事件」と書ききってしまう所から話が始まっている所からドキドキするスタートでした。
当然主張したい内容が決まっており、そこに到達するように一つづつ思い込みではなく、裁判で通用する事実を証明する内容が積み上がっていくので、その主張を受け入れるには納得度が高い内容になっています。
あまりにもインパクトが大きい内容なので、本当なのか?と常に健全な批判的目を向けながら読むのですが、事実が上書きというか新しい棚ができあがりどんどん整理され増えていくという印象です。
まだ、読了していませんが、途中でもいいからこの本や事件に語り合いたいなと思わされます。それぐらい自分の足元がグラグラする感覚です。
という事で誰かの選書の参考になれば幸いです。
ではでは
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