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#52 読書録 「ニュータイプの時代」何を問うべきかが、最も大事な問いだと痛感

本日は、2019年07月に初版が出された、山口 周さんのニュータイプの時代を本棚から久々に引っ張り出してきた読書メモ。

やっぱりこの考え方だなー。こういう切れ味のよいロジックを積み上げられるようになりたい!いやなる!!と気持ちが上がったので、刺さった内容と目から鱗ピーポーにならない為に、どう仕組化して日常に変化を起こすかを残しておきます。

今回読んだ本はこちら。
ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式 | 山口 周 |本 | 通販 | Amazon

山口周さんを知っているし、もっと身近に感じたい方はVOICYの声を聴くのがおすすめ
放送一覧 | 山口周「ウラヤマグチシュウ」/ Voicy - 音声プラットフォーム


刺さった言葉たち

・イノベーションは結果であって、それを目的化すると、、、【前提】生み出した価値の大きさと方法論としての革新性を2軸に取る前提で考える
  -価値の大きさは外部要因に影響される要素が大きくてコントロールできない。イノベーションを目的化する論理が破綻している
  -革新性だけを追求するとセグウェーの様に誰かの課題を解決するに至らずに実を結ばないにつながる。セグウェーがここまで評価されていたにも関わらず、伸びていないプロダクトという事を初めて知ることができた

・キャリアのバーベル戦略
 -企業の寿命も短くなる一方で、高寿命化が進むとキャリアの変化が確実に来るといわれて久しいが、極端に異なるリスクの仕事をもってポートフォリを考えるというのは学びに。

・未来は予測するものではなく、構想するもの
 -今の風景は誰かの意思決定の集積である。まさに。これは周りの人にも話をしたいないよう。未来とは自然発生ではない
 -人口動態でさえ予測できなかったというFACTイギリス、アメリカの人口増でさえ予測できていないという衝撃(自分は人口動態は日本の高齢化が確実に読めるシナリオなのに何もしてこなかった日本という文脈で勝手に人口動態は読める未来とバイアスがかかっていた、、、)

大事な問いは、未来を予測するではなく、未来をどうしたいか?この問いが持てるかどうか
 -
追加の説明は不要なほど。未来にこういうものがあると良いけど今はないよね。だったらそのGAPを埋めようか(課題の発見と解決として駆動させる)まさにこの考え方

では行動を起こす為の仕組化はどうするの?

1、未来予測ではなく、どうありたいかを考える。一部は仕事上でもできているが、自分達がどういう未来にしたいか、ありたいかを言語化。そしてその未来をつなげる為の手段がプロダクトという関係を常に構築。VISIONファーストで進める
2、キャリアをリスクという指標で捉えなおす
 -自動運転とEVというメガトレンドにより事業継続のリスクが上がっているので、収入のメインであるが、金額は小くともこの外部環境変化に影響が小さいリスクのポートフォリを組む。読んだ直後で具体案がでないので、これは年末までには一度結論を出す!!

という事で、noteにも一部書いてみましたが、今度はチームのメンバーにも内容を共有する事でさらに自分の頭に深く刻み込みたいと思います。

ではでは

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