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22時に寝ることにしました

「SLEEP 最高の脳と身体を作る睡眠の技術」
(ショーン・スティーブンソン著、花塚恵訳、2017、ダイヤモンド社)

インプットしたものをアウトプットすることで、現実世界を変えていくことが最近の課題なので、本書を読んで早寝(これまでと比べて)をすることにしました。もちろん実行可能な環境には感謝しています。

■ こんな人におすすめ

◎健康に関心があり、健康になることを実践したいと思っている人
◎睡眠についていろいろ不安や疑問がある人
◎身体や心を整える必要があると感じている人

■ 1、この本を読もうと思ったきっかけ

以前、仕事のストレスで不眠症になり辛かった次期がありました。ストレスからは開放され、不眠は改善された(はず)ものの、「眠れないこと」への恐怖から、良くないと思いながら布団のなかで寝落ちするまでスマホをいじる生活が続いていました。
現在私は、自己成長や幸福感、学びについて日々考えていますが、時間は有限、学ぶことは無限にあります。仕事も学びも、アウトプットも最高のパフォーマンスで取り組めるようになりたいと思い本書を手に取りました。

■■ 2、どんな人が書いているのか

著者は、20歳で治療法も治癒の見込みもない病気と診断されたそうです。自堕落な生活を送るがある日、自分に何が出来るかを最終的に決められるのは自分しかいないと気がつき、健康になる決意をし、自らの力で病気を治したとのこと。その経験から現在は健康に関する様々なお仕事をされているようです。

■■■ 3、ぐっすり、さっくり内容

内容はずばり「睡眠大事!!」です。運動大事と同じレベルかそれ以上に大事だと自分の中では腑に落ちました。そして睡眠は量より質だということ。実際に睡眠量より質のアドバイスが、健康改善の効果が大きかったと述べられています。どれだけ睡眠が大事かを科学的に説明し、眠りの仕組みについて取り上げ、睡眠の質を上げるために、阻害するものはなにか、睡眠の質を上げるための工夫なども具体的に説明してくれています。健康と睡眠に特化した一冊です。

■■■■ 4、「寝る」というスケジュール

私も以前不眠症で悩んだ時期がありました。半年くらいでしょうか。処方された薬は効きすぎるのが不快であまり症状の改善にならず、結局ストレスから開放されることで回復しました。実際に仕事上で「寝る予定あるので今日は帰ります」といえるかどうかはさておき、睡眠も、健やかで元気に生きるためには仕事と同等に必要不可欠なことなのだと再認識しました。本書を読んでこれだと思ったのはまず「睡眠をスケジュールに書き込む」ということでした。この発想はなかった。残った時間を当てられがちな睡眠ですが、働くこと、学ぶことも、運動などと同様に、身体のパフォーマンスの維持には欠かせないようです
というわけで、おやすみなさい。。。。


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