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EDC

EDC-EveryDay Carry=毎日持ち歩いているモノを人に見せる/見て楽しむというのは、海外の男性を中心に盛んな文化だ。

「EDC Everyday Carry」で検索してみると、海外サイトがたくさんヒットする。

特にアメリカのいかつい系の男がこういうの好きなんだろう。拳銃やナイフを自慢げに見せていることが多く、ちょっと引く。

日本人も、他人の持ち物を見るのは好きだ。

僕が前にやっていた雑誌では、「あなたのカバンの中身を見せてください」という企画をよくやっていて、読者の反応はいつも良かった。

見せてくれる人は、タレントから有名クリエイター、街行くちょっとおしゃれな一般人まで、誰でもいい。

人はなぜか自分の持ち物を見せびらかしたいという欲求と、他人の持ち物を見てみたいという欲求を持っている。

だから、僕の持ち物に興味ある人なんているのか? という疑問は持たず、淡々と、マイEDCを紹介してみようと思う。


僕のEDCの特徴は「コンパクト化」。

外出する際には、必要なモノ全部持って行きたいけど、できる限り小さくまとめる、ということを目標にしている。

写真の左上から時計回りに

①ASUSの2in1ノート「TransBook T90 Chi」

②PMJ「iQOSポケットチャージャー」&「ヒートスティック マールボロ バランスドレギュラー」

③MAGFORCEのポーチ「Pocket Organizer」

④One Threadのマネークリップ「ワイドソリッドブラス」

⑤KEY SMARTキーホルダー「2.0 Extended」&mont-bellの小銭入れ「コインワレット」

⑥Amazon「Kindle Voyage」&本

+この写真をとっっているiPhone6 plus

これが僕の基本EDCだ。


①ASUS「TransBook T90 Chi」

この中では一番最近買ったモノだ。

僕は仕事でもプライベートでもMacを使っていて、スマホもiPhone、歴代のiPadもiPad miniも使ってきたアップル党である。

だが、仕事でどうしても、月に一回はWindowsマシンを使わなければならないことがある。そして最近、ちょうどWin PCの買い替え期が来ていた。

PCが必要なのは月一だけだから、タブレットと兼用できる2in1ノートにしようと決め、当初はSurface Pro4かSurface Bookを検討していたのだが、どうも月一のために、あの金額を払うことに躊躇していた。

そして店頭で色々触ったり、ネットで情報収集した結果、この「TransBook T90 Chi」が急浮上。

4万円弱。大変満足できる買い物だった。安いし軽いし、これで十分! と思っている。

最近はスタバでMacBook airを開くのも、なんだか恥ずかしいという空気になってきたので、僕はドトールでおもむろにこのチーちゃんを開くことにしている。


②PMJ「iQOSポケットチャージャー」&「ヒートスティック マールボロ バランスドレギュラー」

長い喫煙歴の後の5年ばかりの禁煙の末、2年前に喫煙派に戻ってしまった、いつまでたってもダメな私。

でも気管支がやや弱く、タバコを吸うと咳が出やすかったので、早くやめなきゃと思っていた。

そんな去年の9月。この「iQOS」に出会ってしまった。

ニコチンなしのリキッドを気化して吸う通常の電子タバコと違い、このiQOSは、タバコ葉を蒸して、ニコチンを水蒸気に溶かして吸い込む方式。

副流煙は0なのに、吸うと口から白い煙(水蒸気なのだが)が吐き出せる点もタバコ感覚だ。

そして通常のタバコと違い、水蒸気にはタールや一酸化炭素がほとんど含まれない。だから気管支にあまり影響がなく、吸っても咳が出ない。だのに、ニコチンの満足感は得られる。

なんて優れものだ!

難点は、吸い始めてから2〜3箱の間がクソまずいこと。なんでこんな、焼き芋みたいなもの吸ってんだろう……と虚しくなる。

でも本当に不思議なことに、ある時期を境に、急に美味しく感じられるようになる。

タバコっていうのは、ニコチンという成分をどういう手段で体内に取り込むかというだけなので、媒体は燃やした煙でも、蒸した水蒸気でも、どっちでもよかったのだ。

体がニコチンという報酬を得られるのは煙だと思っている間は煙が美味しく、水蒸気に慣れるとこっちが美味しくなる……んだと思う。


③MAGFORCE「Pocket Organizer」

海外のEDCサイトを探索していると、とてもよく見かけるポーチがあった。

それがこちらのMagforce。このブランド名はアジア圏でのみ使用されていて、その他の国ではMaxpeditionという名で展開されている。

手のひらに乗るコンパクトサイズながら、優秀な作りで、実に効率的に様々な小物を収納することができる。

このポーチについては、また詳しくご紹介する予定なので、今回はこのへんで。


④One Thread「ワイドソリッドブラス」

EDCをなるべくコンパクトにしようと思い立つと、財布の存在が鬱陶しくなってきた。

持ち歩くカード類を極力減らしても、財布という物体自体がどうにもわずわらしい。

考えてみると、小銭やカードを収納できる普通の財布を断面図で見てみたとしたら、革を何層にも重ねているということがわかる。

薄い紙幣とたかだか数枚のカードを持ち運ぶために、なんとも大げさな構造なのだ。

そう考えたら、財布を持ち歩くのをやめたくなって、マネークリップに切り替えた。

このOne threadというブランドのマネークリップは、S字型の作りで、紙幣とカードを別々にクリップすることができる。

パンツの前ポケットに入れていても、嵩張ることはない。


⑤KEY SMART「2.0 Extended」&mont-bellの小銭入れ「コインワレット」

カギはカラビナに付けて、パンツのベルトループにぶら下げておく派。

カバンの中で行方不明にならず使いたい時にすぐ出せるし、紛失の心配もない。

でも、あのチャラチャラ音だけがイヤだった。

そこで見つけたこのKEY SMARTというアイテム。手持ちのカギを、アーミーナイフのようにまとめることができる仕掛けだ。

使い始めたら、実に快適。

そして、コインケース。前述のマネークリップを使い始めてから、以前にも増してクレジットカードと電子マネーを駆使し、なるべく小銭が出ないようにする癖がついた。

でも、生活しているとどうしても現金で支払わなければならないことはまだまだ多い。

すると、お釣りの小銭が出る。そのままポケットに突っ込むのが男らしくてかっこいいが、汚いし、何よりまたチャラチャラ音問題が発生する。

そこで登場するのが、このカラビナに付けられるミニサイズの小銭入れなのだ。


⑥amazon「Kindle Voyage」&本

本だけは手放すことができない。

たとえ一日中読む暇がないと分かっていても、本を持たずに外出すると、どうしても落ち着かない。

家の中も本だらけ。本当に床が抜けるのではないかと、だいぶ前から心配になっている。

だから、今は電子版が出ているタイトルはなるべくそっちで買うようにしている。

本好きを自称するアンチ電子書籍派の人は、「紙のページをめくる感覚がない電子書籍なんて本じゃない」ということがあるが、バカかと思う。

欲しいのは中身の情報なのだから、媒体は何だっていいと思う。

でも、タブレットやスマホで読んでいると、どうしても目が疲れる。その対策で、Eインクタイプの電書リーダーを使うことにした。

最初はKindle paperwhiteを使ってたが、昨年、新機種が出るというのでこのvoyageに乗り換えた。

でも機能的にはpaperwhiteとさほど変わらず、どっちでも良かったかなと思っている。

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