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観葉植物もオーガニックに!有機栽培のみの植物を販売するパイオニア「Sprinklr」

先日、観葉植物好きなオランダ人の友人のハウスワーミング(*オランダでは引っ越しをすると、新居に友人や家族を呼んで家を見せるパーティーをします。)に持っていくギフトを考えていたとき、たまたま見つけたこの会社「Sprinklr」。

有機栽培で生産された、庭植物や室内植物のみを販売(SKAL認証)しています。オランダでは植物が家の中のインテリアと機能していて、大小たくさんの鉢植え植物が家のあちらこちらに見られます。プレゼントに観葉植物を渡したりするのも定番です。

このように、室内植物はオランダでは頻繁に購入されるものですが、実はこういった園芸植物において有機栽培は驚くほどにされていないそうで、Sprinklrはそこに問題意識をおいて、有機栽培で生産された庭植物や室内植物のみを販売しています。

Sprinklrで販売されている植物は、オランダ・ブラバントエリアのNursery Verhoevenで生産されているものがほとんど。そのほか、有機栽培の球根を生産するHuiberts Flower Bulbs、有機栽培の室内植物を生産する Succulent Plant Nursery Klein Mexicoなどから仕入れをしています。有機栽培で観葉植物を生産すること自体まだまだ目新しいことで、ほとんど存在していなく、この仕入先の農園はパイオニア的な存在となっているそう。

一般的にオランダ人が植物を買いに行く園芸屋さんでは確かに有機栽培の製品はわずか。私もよく行きますが、有機栽培の種が数種類とキッチンハーブのみ見たことがあります。

Sprinklrのウェブショップを見ていて、わたしがギフトとして素敵だなと思ったのは、生態系を保護する植物のパッケージ!「Give biodiversity as a gift」ということで、つまりは、オランダの土地にもとから住んでいるネイティブの昆虫を引き寄せる植物の苗や種がたくさん入ったボックスです。

オランダでは、ミツバチや蝶が受粉をしてくれることで実がなり、生態系が維持されると認識されていて、とてもウェルカムな存在となっています。「この植物はミツバチや蝶を引き寄せます」と園芸屋さんで売られている植物の包装に大々的に書かれていたりもするほどです。

また、昆虫ではないですが鳥もオランダの園芸文化にはなくてならい存在で、冬になると鳥のエサを大鍋で作って庭に吊るしたり、鳥の冬場のエサになる用の実がなる木があちらこちらの庭に見られます。


さて、植物を選ぶとき、これからあなたは何を軸に選ぶでしょう?

ちょっとオランダ風に考えてみると、より心地よい植物ライフが送れるかもしれませんね😊



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