任天堂がShiver Entertainmentを買収したことから次世代Nintendo Switchがどういうものになるのか考察する
多分多くのYoutuberの方が急いで動画を回しているんじゃないでしょうか。
任天堂がShiver Entertainmentという会社を買収しました。
1.一体どんな会社なのか分からない謎の会社
まず、Shiver Entertainment, Incがどんな会社か調べましたが・・・、
全くどんな会社か分かりませんでした。
一応、公式ホームページはありましたが具体的なことは一切書いておらず、冗談抜きに任天堂公式ホームページのPDFが情報の全てでした。
つまり「Shiver Entertainment, IncはEmbracer Group ABの子会社だった会社であり、『Hogwarts Legacy』、『Mortal Kombat 1』などの移植及び開発を行っている」というだけです。
しかし、この事実だけでも次世代Nintendo Switchがどういうものになるのか予測できます。分かっている事実は「スイッチ版『Hogwarts Legacy』は不可能じゃないかと言われるぐらい、移植が難航したが成功した(いわゆる無茶移植)。しかも容量を約85GBから約14GBの圧縮までも成功した」ということです。
さて、ここから予測できることは・・・?
2.次世代Nintendo Switchの性能はほぼPS4とXbox Series Sの間で確定か
まず予測できるのは「次世代Nintendo Switchの性能はほぼPS4とXbox Series Sの間で確定か」ということです。性能の考察は前に行いました。
仮にPS5と同じぐらいの性能だったら、無茶移植ができる技術力を持つ会社を買収したりしないでしょう。
よって、次世代スイッチのアーキテクチャはOrinであり、Thorではないことも確定したと予測できます。
3.次世代Nintendo Switchでは容量が100GBを超えるゲームはあまり生産されないか
上記の通り、Shiver Entertainment, Incはホグワーツ・レガシーの容量を85GBから14GBまでの圧縮に成功しました。
ここから考えられることは任天堂はゲームの容量が100GBを超えることに危機感を抱いており、Shiverの技術で歯止めをかけれないか模索している可能性が高いということです。
なお、Shiver Entertainmentが次世代スイッチの性能を極限まで引き上げるであろうFP16の技術を持っているかは分かりませんでした。
4.買収の結果が分かることは数年後。しかし、任天堂は事実上次世代Nintendo Switchの勝ちを拾ったのではないか
基本的に会社の買収の効果が出るのは数年後であり、その時になってみないと成功か失敗か分かりません。
しかし、この上の二つの予測を見てみますと任天堂は事実上次世代Nintendo Switchの勝ちを拾ったのではないでしょうか?
まず性能を重視しないこと(この場合はPS5越えの性能を目指さないこと)は定説としてよく言われているように必須であり、またゲームの容量を無駄に増やさないことはゲーム機において重要であるとの指摘があります。
(参考:https://jp.gamesindustry.biz/article/2109/21092702/)
これから考えますと任天堂は実に正しい選択をした、ということになります。
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