次世代Nintendo Switchの性能はPS5の性能を超える可能性が僅かながらにある?

次世代Nintendo Switchの性能はPS5の性能を超える可能性が僅かながらにあるかどうかについて考察します。
「待て。そんな出鱈目なことは可能なのか?」と思うでしょう。しかし可能性は全くの0ではないです。
なお、この記事ではあえて真偽不明のリーク情報に触れます。ご了承ください。

1.次世代Nintendo Switchで使われると思われているOrinは発表から4年経っている。


次世代Nintendo Switchで使われると思われているOrinが使われると予測されています。

これは多くの専門家が予測していることであり、その手のリーク情報もかなり多くあります。

しかし、これには驚くべき情報があります。すでにOrinは発表から4年経ってしまっているのです。そしてnVidiaはOrinの次に当たる物を発表しています。


つまり、突如nVidiaが「皆さん、Orinの次に当たるアーキテクチャ、Thorに関する新情報のご紹介です。ThorはNintendo Switchの後継機に使われます」と発表しかねないのです。

ThorのTFLOPSは詳細不明です。
(上の記事では8ビットの浮動点小数型で800TFLOPSと書いてありますので、そこから32ビットの浮動点小数型では1/4と仮定する場合、200TFLOPSとなります。ですが、常識的に考えて、ここまで行かないでしょう。別の記事では「論理上Orinの約3倍」とありますので、おそらく10~15TFLOPSではないでしょうか)

一応、すでにOrinで最大5.3TFLOPSですから更に倍と仮定して10.6TFLOPS、PS5のGPUの性能をわずかながら超えます。さらにFP16という技術をフル活用できれば性能は理論上21.2TFLOPSとなりPS5の倍になります。

2.リーク情報は全て任天堂とnVidiaが用意したフェイク?


とすれば、今までのリーク情報は全て噓であり、前提全てが間違っていたということになります。そして、その可能性は僅かながら有り得るのです。

陰謀論かつ軍師めいた話になってしまいますが、情報のリークを目論む人間に一番効果的な手段は何でしょうか?
一番本当だと思われるような誤情報を流し、それを信じ込ませることです。
今回の場合、nVidiaと任天堂が「Orinを使う」という真実味のある誤情報を流し、リークした人間を全て騙したというわけです。

これを裏付ける一つの事実があります。皆さんに質問します。
果たしてスマブラSPでパックンフラワーを出ることをリークした人間はいるのでしょうか?
一切いなかったと言い切っていいでしょう。
(「リークに成功したが誰にも信じてもらえなかった」という話があれば別ですが)

つまり、このパックンフラワーと同じぐらい秘密を守り切ることに任天堂とnVidiaは成功しているのではないか、ということです。

3.しかし、問題は山積み


しかし、仮にOrinの次世代に当たるアーキテクチャを採用する場合、問題は山のようにあります。

1.量産できない
2.コストは高くつく
(3~5万円で済むとは到底思えない) 
3.バッテリーの負担が高すぎる
(おそらくGPD Win MINI 2024と同じバッテリーでも3時間持たないのではないか)
4.非常に巨大化する
5.厳しい批判に晒される
(特に東洋証券の安田秀樹氏は「ついに任天堂は悪手中の悪手を打ってしまった」と手厳しく批判し、多くの方がそれに賛同するのではないでしょうか)

なので、可能性はほぼ0でしょう。

4.余談。もしThorが使われればゲーム業界の常識を覆す一大革命となる?


というわけで可能性はほぼ0となりましたが、何かがとち狂ってOrinの次世代であるThorが使われるとしましょう。するとゲーム業界にとって一大革命と言えるとてつもない衝撃的な出来事になります。

というのも私の知識が正しければゲーム機というのはプレイステーション2もしくはプレイステーション3以降、基本的にゲーミングPCの部品を流用した古いアーキテクチャのもので最新型の物はほぼ使わないのです。
つまり、アーキテクチャの新しさでゲーム機はゲーミングPCに絶対勝てないのです。

しかし、もしThorが使われるとすれば、これが覆されることになります。しかも任天堂は直接GPUとCPUを作ってないので猶更です。

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